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「ナチュラルチーズ」に魅せられて

 子どもの頃に食べていた雪印の6Pチーズ。大人がビールのおつまみなどと言って、おいしそうに食べているのをうらやましかったものだ。ベビーチーズや、チーズの燻製もすごくおいしそうで、こういうチーズをお腹いっぱい食べたいと思ったものだ。
 そんなチーズとの第2の出会いは、ニュージーランドだった。1kgのどでかいサイズで売っていて、ナチュラルチーズと書いてある。「ゴーダ」とか「チェダー」とかって書かれている。値段はと言えば、日本のチーズの10分の1くらいの値段だ。
 これはいいと、サンドイッチに挟んだり、ビールのおつまみに食べたり、溶かしてじゃがいもにかけたりして食べる。まさに、子どもの頃のうらやましい大人たちのチーズに、「倍返し」とばかり、楽しむ。その他にもウォッシュや青かびなど様々なチーズを楽しむことができた。
 さて、毎年やっている「チーズとワインの夕べ」。50種類以上の世界のチーズを集めて、100人以上の人が集まり、チーズやワインを語り合う。そんな楽しみな行事も、今年は中止だ。それでも、ひとつふたつナチュラルチーズを買っては、楽しむ時間は、なんとも幸せなものだ。

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