【詩】春風
歩いてきたこの道を
嘆きはしないけど
まだ冷たい春風に
身を縮ませる時もある
何度目かの「はじめまして」で
取り繕う自分に
見失う「らしさ」
ここにあるはずなのに
その道を曲がった先の桜が
今年も咲くだろう
こんな日々も愛せるはずさと
君が笑う
目をつぶっても
歩けるような毎日じゃ
きっと退屈だろうから
踏み出した1歩
おぼつかなくても
進んでいこう
いつか胸を張って歩けたら
それはきっと自信に変わる
そのための今日
明日こそはって
前に進もう
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