新・基本計画線シリーズ第三弾 東九州新幹線
基本計画線シリーズ第三弾・東九州新幹線
改め
新・基本計画線シリーズ第三弾・東九州新幹線
です
前回(四国新幹線)の記事から随分長いこと感覚があいてしまいました。
新しい計画が始まったことで、画像作成に時間を取られ中々noteに取り掛かれる時間が無かった…というのが言い訳
次の記事もいつになるか分かりませんが、極力間隔を短くしたいとは思ってます…
1.概要
今回計画する新幹線は、東九州新幹線です。
「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」によれば
起点:福岡市 経由地:大分市,宮崎市 終点:鹿児島市
となっています。シンプルで分かりやすいですね
さらに、取り得るルートもほぼ一つに絞れます。(迂回などの余地がない)
だた、少々厄介なのが「起点:福岡市」の部分です。
本新幹線が並行するであろう日豊本線の起点は北九州市であり、ここをどう考えるのかが最初のポイントです。
2.各区間解説
① 小倉駅~大分駅
「福岡市起点なのに小倉駅起点?」
と、なりそうですが、わざわざ飯塚,田川etc…に新線を建設するよりは 既に存在する山陽新幹線を利用する方が経済的です
よって、東九州新幹線は小倉駅を起点とします。
各駅解説。
小倉駅:起点です。山陽新幹線大阪方との直通を考慮して西側から分岐します。(博多駅からは従来通り小倉折り返しとなります)
行橋駅:在来線の主要駅に乗り入れるパターンです。市街地が気になりますが、線形上の困難はありません。
中津駅:行橋駅よりやや線形に困難がありますが、乗り入れ。こちらも現特急停車駅です。
新宇佐駅:新幹線単独駅。在来線宇佐駅に乗り入れられないこともないですが、無理なく山側に駅を設置しました。
新別府駅:大分駅との駅間がやや短くなりますが、置かない手はありません。かなり山側に設置されており、前後の区間は同路線一番の難工事が予想されます
大分駅:県都の主要駅。基本計画線がすべて完成すると二社三路線(新幹線)が乗り入れる大ターミナルになります。ターミナル感は岡山っぽい
②大分駅~延岡駅
在来線では特急の数が一気に減る区間です。
いわゆる「宗太郎越え」で、在来線普通列車が極端に少ないことで有名。
現実で整備される可能性は、宮崎県の意志次第
各駅解説。(大分駅は①で紹介したので省略)
新臼杵駅:ここに駅を置くと駅間の関係で津久見市に新幹線駅を置けなくなりますが、仕方なし。在来線駅は線形上の理由でパス。
新佐伯駅:こちらは現日豊本線上岡駅に垂直に乗り入れる形とします。駅名は新佐伯に改称します。
延岡駅:新佐伯との駅間が50km弱ありますが、これは途中に人口密集地がないからです。延岡駅では厳しめの曲線半径を許容。
③延岡駅~宮崎駅
ひたすらに宮崎県を南下する区間。
過去にはリニア実験線もありましたが、そのルートは活用しません。
ここも主要駅を網羅していく感じです
各駅解説。(延岡駅は②で紹介したので省略)
日向市駅:在来線駅に乗り入れ。駅間距離もいい感じ
都農駅:海に近い新幹線駅です。(高鍋ほどではありませんが) 現特急停車駅で、乗り入れ。
高鍋駅:日本一海に近い新幹線駅…かもしれない。微妙に都農と近いですが許容範囲。
宮崎駅:県都の主要駅。当然乗り入れます。実際に新幹線を整備するとなるとここで打ち止めになる可能性もあります。
④宮崎駅~鹿児島中央駅
東九州新幹線も最後の区間。
いきなり山が多くなりますが、トンネルの連続で問題なく突破。
現状の在来線特急から大幅な時間短縮が期待されます。
各駅解説。(例によって宮崎駅は省略)
新田野駅:宮崎~都城で微妙に駅間が空いてしまうので設置。こちらは新幹線単独駅です。
都城駅:主要駅です。人口も多いので利用者は結構期待できます。
霧島隼人駅:市名や駅名をいろいろ考えた結果名前がこうなった。一応新隼人駅的な扱いになります。
姶良駅:前後の駅間が短めですが、姶良市にも新幹線駅をということで…
鹿児島中央駅:九州新幹線が乗り入れる最南端のターミナル。現在完成している施設を最大限活用するために西側から乗り入れます。
3.まとめ
所要時間的には、大阪起点で考えると宮崎まで射程圏内です。
鹿児島中央までは大人しく九州新幹線を利用しましょう。
九州を新幹線で一周すると4時間強、思ったより時間が掛かってるような…でも夢があります。