お姉ちゃんへの手紙
こんにちは。7月になりましたね 今年は庭のアジサイが花も葉も葉焼けをしてしまってとてもくたびれてみえたので早くに剪定をし、去年のように台所の勝手口から眺めて楽しむことができなかったせいかアジサイと6月を紐づけできないまま7月になりました
ちょうど先日お電話をいただいた日、私はとっても心が萎えていて自分へ当たり散らしていました。自分の気分のムラ、体調の浮き沈みに自分自身が付いていけずいい加減にしてとうんざりしていたのです
これはもう更年期のホルモンによるもので自分の努力や考え方でどうにかできるものではないと諦めてしまうにも辛くどうしていいかわからない。ただただ自分を責め続けその感情をノートに書きなぐりました。真っ黒な雲が覆いかぶさってきてそれでもあきらめきれなくて探し回っていました
そんな時偶然、私はいちとせしをりさんという方の書いた『引きこもりだったわたしに何もしなかった母が、4年越しに教えてくれた「家族」のあるべき姿 』 というタイトルの記事にめぐり合いました
その記事にあった一文で私はイマを全て理解し、黒雲の中にいた私は救出されました
...「4年前、しをりが倒れてから、一年くらい実家にも帰らずに引きこもっていたでしょう?そのとき、母さんが何をして過ごしていたか知っているかしら。しをりを愛していたから、しをりの前では何もせず、ただ待っていたの。
しをりなら大丈夫、しをりなら大丈夫って。栄養のあるものを食べて、いっぱい笑っていたの。でもね、いまだから言うけど、母さんは"とっても不安だった"わ。それでも家族は、待つのが一番の仕事。愛を持っているなら、時間は、無駄遣いしなさい」…
お姉ちゃん私は何回読み直してもこの言葉に涙があふれ出るの。 そうそうそうなのよって私のすべてで反応いるのでしょうね。
『自分を待つ』ってこと
お姉ちゃんわたしやっぱり受け入れてなかったんだろうな更年期の自分のこと。自分の心の声をきいて、行きたいところには連れてってあげてるし、食べたいものも食べてたくさん自分のこと大切にしてるのに埋まるのはその時だけ。すうーととどまることなくまた次に次にと探し続け一向に埋まらない。。。そんな自分にイライラしたし、大切にしてるつもりでも同時にやっぱりそんな自分のこと心のどこかで何とかしようという気持ちでいつも知らず知らず責めていたかもしれません。
このお母さんすごいよね すばらしいよね
私ひとりで焦ってたんだなあ自分にも家族にも。なんとかしなきゃ。ってやっぱりいつも心の奥底で思ってたんだろうね。
ただ待つ。それが家族にできる一番の仕事。
私それが抜けてたんだね。。
だから何をしても埋まらない。いつも探してばかり…
自分なら大丈夫大丈夫。栄養のあるものを食べていっぱい笑って 自分に愛を持っているから時間は無駄遣いして 更年期の自分をゆっくり待ってあげることに決めました。
今年の夏も猛暑になりそうです
お姉ちゃんもどうかご自愛くださいね
ではまたお手紙します