不安の先にあるもの
私が恐れるのは先の見えない不安。
一つは娘の大学受験。
地元の短大をを専願で受け自転車通学していた私にとって、家族が大学進学に挑むこと、高校を卒業したら家を出るかもしれないということは未知の経験だ。親として十分に務めを果たす事ができるのか、自分に自信が持てないでいる。
先週私の友人宅に泊めてもらい、志望校に挑んだ次女。池袋駅まで付き添い大学に送り出した時の後ろ姿、そして帰ってきた時の表情。確実に成長しているということを実感し目頭が熱くなる。
結果は数日後に分かる。
量子力学的に最大限の力が発揮できるよう、私はただ祈る。わくわくすることを想像する。
そして良い結果が得られる事を待つ。
ひとつずつ進めば、その先は自ずとしてみえてくる。そんな当たり前の事も見失ってしまう。不安は周りを見えなくさせてしまう魔物なのだ。