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    町を旅する道具箱

    「旅をしなくても生きてはいける。でも、旅をするということは、生まれ直しの経験をすることでもある」 ー 滞在日記第4部「アフリカへ」よりorangcosongによる11のアートプロジェクトの紹介と、「町」を見るにあたっての75のキーワード、訪れた都市の記録、そして2012年〜2022年の日記を収録。劇場や美術館の「外」での活動や滞在制作に関心のあるアーティスト、建築/都市計画/コミュニティデザイン/アートプロデュース/文化人類学/社会学/文学等の分野で「町」に注目する研究者や学生、地域に根差したビジネスや活動を志す人、移住して新生活を始めたい人、また、いわゆる観光地めぐりとは異なる不思議な旅をしたい人……にぜひ手にとっていただきたい本です。【目次】- orangcosongのプロジェクト- 町を旅する- 旅した都市- 日記(旅の前夜/モビリティの時代/コロナと共に/アフリカへ) orangcosong『町を旅する道具箱』著者:orangcosong(住吉山実里+藤原ちから)企画・編集:orangcosong 装丁・イラスト:進士遙言語:日本語サイズ:W140×H210×D24mmA5変形ソフトカバー、384p2023年4月20日刊行ISBN978-4-86753-773-2
    ¥2,000
    orangcosong's STORE
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    【オンラインワークショップ】町を旅する読書会

    ※こちらはオンライン読書会のページです。本を注文される場合はこちらから↓https://orangcosong.stores.jp/news/660cfa94c6500800809589c1 orangcosongの書籍『町を旅する道具箱』には、「町を旅する」と題して、「町」を探索するにあたっての75のキーワードが収録されています。それらのキーワードを手がかりに、参加者それぞれの見ている「町」を浮かび上がらせるワークショップを、オンラインで行います。「読書会」と銘打ってはいますが、本をお持ちでなくても参加できますので、お気軽に。試し読み気分でのご参加も大歓迎です!※開催時間を10分延長しました。※終了後、50分くらいの雑談タイムも予定しています(希望者のみ自由参加)。 日程:11月17日(日)#14時間:18:00~19:40(日本時間)進行:orangcosong(住吉山実里+藤原ちから)定員:7名参加費:800円開催方法:Zoomで行います。ビデオ・マイクをONにしてご参加ください。* Zoomリンクをお送りしますので、orangcosong(a)gmail.com からのメールを受信できるよう設定をお願いします。開催1週間前になってもメールが届かない場合は、ご登録のメールアドレスに誤りがあるか、迷惑フォルダに入っている可能性があります。お問い合わせフォームよりご連絡ください。◆ 町を旅する読書会のグラウンドルールこのワークショップでは、参加者が安心して話せるよう、最低限のグラウンドルールを設定します。雑談タイムも含め、以下の3点をお守りください。・他の参加者の個人情報など、プライバシーの保護にご配慮ください。・他人の発言を途中で遮らないよう心がけてください。・差別、偏見、ハラスメントに繋がるような言動はお控えください。ルールに違反する行動が繰り返された場合は、退出いただいたり、次回からの参加を見合わせていただくことがあります。
    ¥800
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    演劇クエスト・マカオの隠れ窓

    『演劇クエスト・マカオの隠れ窓』(2022)を定価(MOP148)の約20%引きの2000円で特別販売します。「アムネシア(離魂者)」と呼ばれる存在を追って時空を超える、4つの短編。日本語・英語・中国語版を1冊に収録。※マカオ現地に行かないとプレイはできないのでご注意ください。ストリートビュー等で疑似体験していただくことは可能です。残りわずか!製作・総合演出:orangcosong(藤原ちから+住吉山実里)発行:Point View Art Association | 點象藝術協會イラスト・地図・ブックデザイン:進士遙中国語語翻訳:Baiyi SUN | 孫百儀現地コラボレーター:Sonia Lao | 劉嘉虹プロデューサー・コラボレーター:Erik Kuong | 鄺華歡言語:日・英・中サイズ:W148×H210×D15mmA5ソフトカバー、二色刷、176pISBN 978-99981-877-1-9
    ¥2,000
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    町を旅する道具箱

    「旅をしなくても生きてはいける。でも、旅をするということは、生まれ直しの経験をすることでもある」 ー 滞在日記第4部「アフリカへ」よりorangcosongによる11のアートプロジェクトの紹介と、「町」を見るにあたっての75のキーワード、訪れた都市の記録、そして2012年〜2022年の日記を収録。劇場や美術館の「外」での活動や滞在制作に関心のあるアーティスト、建築/都市計画/コミュニティデザイン/アートプロデュース/文化人類学/社会学/文学等の分野で「町」に注目する研究者や学生、地域に根差したビジネスや活動を志す人、移住して新生活を始めたい人、また、いわゆる観光地めぐりとは異なる不思議な旅をしたい人……にぜひ手にとっていただきたい本です。【目次】- orangcosongのプロジェクト- 町を旅する- 旅した都市- 日記(旅の前夜/モビリティの時代/コロナと共に/アフリカへ) orangcosong『町を旅する道具箱』著者:orangcosong(住吉山実里+藤原ちから)企画・編集:orangcosong 装丁・イラスト:進士遙言語:日本語サイズ:W140×H210×D24mmA5変形ソフトカバー、384p2023年4月20日刊行ISBN978-4-86753-773-2
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    【オンラインワークショップ】町を旅する読書会

    ※こちらはオンライン読書会のページです。本を注文される場合はこちらから↓https://orangcosong.stores.jp/news/660cfa94c6500800809589c1 orangcosongの書籍『町を旅する道具箱』には、「町を旅する」と題して、「町」を探索するにあたっての75のキーワードが収録されています。それらのキーワードを手がかりに、参加者それぞれの見ている「町」を浮かび上がらせるワークショップを、オンラインで行います。「読書会」と銘打ってはいますが、本をお持ちでなくても参加できますので、お気軽に。試し読み気分でのご参加も大歓迎です!※開催時間を10分延長しました。※終了後、50分くらいの雑談タイムも予定しています(希望者のみ自由参加)。 日程:11月17日(日)#14時間:18:00~19:40(日本時間)進行:orangcosong(住吉山実里+藤原ちから)定員:7名参加費:800円開催方法:Zoomで行います。ビデオ・マイクをONにしてご参加ください。* Zoomリンクをお送りしますので、orangcosong(a)gmail.com からのメールを受信できるよう設定をお願いします。開催1週間前になってもメールが届かない場合は、ご登録のメールアドレスに誤りがあるか、迷惑フォルダに入っている可能性があります。お問い合わせフォームよりご連絡ください。◆ 町を旅する読書会のグラウンドルールこのワークショップでは、参加者が安心して話せるよう、最低限のグラウンドルールを設定します。雑談タイムも含め、以下の3点をお守りください。・他の参加者の個人情報など、プライバシーの保護にご配慮ください。・他人の発言を途中で遮らないよう心がけてください。・差別、偏見、ハラスメントに繋がるような言動はお控えください。ルールに違反する行動が繰り返された場合は、退出いただいたり、次回からの参加を見合わせていただくことがあります。
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    演劇クエスト・マカオの隠れ窓

    『演劇クエスト・マカオの隠れ窓』(2022)を定価(MOP148)の約20%引きの2000円で特別販売します。「アムネシア(離魂者)」と呼ばれる存在を追って時空を超える、4つの短編。日本語・英語・中国語版を1冊に収録。※マカオ現地に行かないとプレイはできないのでご注意ください。ストリートビュー等で疑似体験していただくことは可能です。残りわずか!製作・総合演出:orangcosong(藤原ちから+住吉山実里)発行:Point View Art Association | 點象藝術協會イラスト・地図・ブックデザイン:進士遙中国語語翻訳:Baiyi SUN | 孫百儀現地コラボレーター:Sonia Lao | 劉嘉虹プロデューサー・コラボレーター:Erik Kuong | 鄺華歡言語:日・英・中サイズ:W148×H210×D15mmA5ソフトカバー、二色刷、176pISBN 978-99981-877-1-9
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藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 83

木曜日。朝、マリーナが仲介してくれて、翻訳者の方々おふたり、ミリアムさんとイェリーナさんと、それぞれミーティング。今回は英語からスペイン語に、そしてスペイン語からバスク語に翻訳するのだけれど、わたしたちが書いたりきっちり読んだりできるのは日本語と英語だけだから、いわゆる孫訳ということになるため、翻訳者の方々に『演劇クエスト』のことを直接会って説明しておきたかった。ちなみに孫訳という言葉、今ググってみたらほとんど出てこなくて、実在する言葉かどうか心配になる……。   『演劇クエ

    • 藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 87

      Day 87 月曜日。朝ミーティング再開。そこで実里さんから話に出た、エンディングの候補になりうるエリアに行ってみる。 バルの脇に横道を発見。なんとなく惹かれる道だ。予定になかったけどこれは行ってみるしかない。なるほど、これは面白いかも……。そこから実里さんが気になっている空中庭園のほうまで歩いていく。うーん、たしかにこのあたりも面白いけどエリアとしてはだいぶ遠いから、今回の「演劇クエスト」のルートに入れるのは現実的ではなさそう。バルの立ち並ぶ広場がにぎわっていて、休憩しよ

      • 藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 85-86

        Day 85 土曜日。ゆうべ、というか早朝の事件のことで悪夢にもうなされ、どうしても頭が一杯になってしまう。ビルバオに来てから初めてドアに鍵をかけて寝た。結局のところ悪魔のようなものは世界の至るところに存在していて、弱った心や身体に侵入してくるということなのだろうか。じっとりと額に汗をかいて目覚める。逆に緊張感のおかげで、疲労を感じているどころではない、という心持ちにもなっている。前向きに、実践的な解決策だけ考えることにして、Azkuna Zentroaへと向かう。今週は週4

        • 藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 84

          金曜日。久しぶりの快晴。そして久しぶりに朝の用事がない日。どうも眠りが足りてないみたいで、しかも明日も忙しくなることがわかってるから、わたしは一日寝て過ごしたい気分。しかし実里さんから、AZからせっかくチケットもらったしどうしてもグッゲンハイム美術館に行きたい、一緒に行かないか、と誘われて、つい、行こうかな、と答えてしまった。わたしも学習しないといけないのだが、生返事で「行く」なんて今後絶対に言わないほうがいい。オスロでそう学んだはずだったのにもう忘れてしまっていた。 トラ

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        藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 83

          松橋萌の欧州散歩伝2024其の61(ハンブルグ駅現代美術館)

          恐竜って一つのキーワードなんだろうか。 ベルリンで最初の鉄道駅の一つ、ドイツで現存する最古の駅舎の一つでの展示。1906年は産業の目覚めを体験させる「交通と建築博物館」だったという。1949年には西部の国境に位置していたが、ドイツ鉄道の財産としてGDR(東ドイツ)が所有したため、40年間公開されない時期が続いた。 ぶらぶらしているだけ、という名前の作品は2003年の市長クラウス・ワワー"貧しいがセクシー"という言葉が参照された。芸術と資本の関係。ユトレヒトからベルリンへの

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の60(Jewish museum)

          (この画像をトップ画像にするのは悩ましい。)この写真を撮って、博物館へ行ったのだが、閉館の40分前だった。それを知らなかった人は私以外にも多かったように見受けられた。無料。明日も無料だといいな、などと思い、翌朝にも訪ねた。 "責任感と罪悪感の問題"という言葉があった。 昼食を食べる時には並んだ。それと価格が安くはなかった。忘れてしまったけれど、そのメニューを頼む時に、それは何という名前ですか?と前の人に尋ねた。それを間違いながら伝えて頼んだ。充電スポットのある端っこの席だ

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の59(新ナショナルギャラリー)

          バスに乗って着いたはず。二段バスの上、充電もできるのに気がついたのは遅かった。降りたら女の子達がいた 分断されたドイツの歴史の影響を強く受けているナショナル・ギャラリー。ここは圧倒的な身体のイメージ群 Twitterに先に画像を載せてしまったからこの二枚だけにしておくけれど デュッセルドルフでもそうだった、ベルリンは来てからは精神疾患に関しての表現を見かけるようになる。内因性うつ病とTVについての作品(でもこれはマドリード版と表記されていた)があった。(ウルフ・ヴォステ

          松橋萌の欧州散歩伝2024其の59(新ナショナルギャラリー)

          松橋萌の欧州散歩伝2024其の58(Berlinische gallery)

          折り畳み傘を閉じて、少し裏通りにあって、新しい展示に関しては消してしまったけれど、植民地主義についてやっていたり、若い人が集まっている印象。受付はお爺さんだった。

          松橋萌の欧州散歩伝2024其の58(Berlinische gallery)

          松橋萌の欧州散歩伝2024其の57(Fotografiska Museum Berlin)

          ベルリンの壁を見た後に、ポストカードを買った。 ゴミ箱の中から花を拾って歩く人が素敵だった。 グラフィティで埋め尽くされた階段で写真を撮り合う男女。私は一度大切なものを受付に忘れた。充電スポットを探していた。最上階はジェンダーレストイレ。カフェはとても良い接客だった。美味しそうなピザを頼んだ。充電の形が合わなくて小さなテーブルで食べた。右と左の感覚が、時々記憶の中で反対になる。 ベルリンの壁のところにあった小冊子を翻訳してみた。ウクライナ戦争だけでなく、イスラエルについて

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の56(Museo de Arte Sacro)

          教会の中にある美術館が素敵だった。真っ先にステンドグラスに迎えられて、まず、自分で扉を開くところから始まる。 学生がコレクションからインスパイアされた作品を展示するという企画をしており、序盤から宗教的主題と現代のジェンダーを結ぶ作品が、磔刑のイエスキリストの隣に展示されている。 銀器は印象的で、18世紀のものにはオオカミが描かれている。Eloy Garciaはビルバオで活躍した最後の銀細工師。 天使が抽象化された。様々なものがその時奪われた。 好きな絵を見ている時、教

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の55(Arkeologi Museoa)

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の54(グッゲンハイム美術館その2)

          ジェニー・ホルツァーのインスタレーションはこの美術館の最初のコレクションの一つであるようだ。1997年。バスク語が流れるインスタレーション。民主主義の前でのこの言語の歴史的困難の表現。エイズ。しかしARの作品もまた煙に巻くような印象であった。 壁に対するアプローチは為されていたが、矛盾を感じるのだ。また、ポップアートの自己言及性を丁寧に引き出す作業がされていたかとそうは思えなかった。力を失ったニキドサンファルがあった。 最も印象的だったのはセラの作品の奥の展示室。「あなた

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          松橋萌の欧州散歩伝2024其の53

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          藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 82

          水曜日。Azkuna Zentroaで芸術監督フェルナンドとラケルとミーティング。フェルナンドは、実里さんいわく、「うむ、そこまでリサーチでたどり着いたか。では次の情報を与えよう」という感じで、ロマのコミュニティについての新情報を教えてくれる。でも実際こうやってこちらの理解度をあげていくことでしか、より深いレイヤーは見えてこないというのも事実なんだろう。 そのままAZのラボで、横浜のチームとオンラインミーティング。短い時間ではあったけど和やかに。徐々にイメージの共有ができ

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          火曜日。ステファンとの定例オンラインミーティング。『演劇クエスト』ビルバオ編は最大4言語になるので、それをどう扱うかということについて、良い提案を出してくれる。   夕方、例によってサッカー観戦のために町に出る。サバラ地区の渋いほうのバルで、オランダ対ルーマニアの試合を観る。おかもっちゃんもいる。彼にとってはここがいちばん居心地のいい根城なのかもしれない。昨日もここで見かけた、お店の常連ぽい人と目が合い、初めてこの店で誰かと挨拶する。   実里さんと合流して、イララ地区のケバ

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          藤原ちからの欧州滞在記2024 Day 80

          月曜日。朝ちょっとした異変があった。劇場で待っていると、微熱がある、と告げられる。もちろん帰っていいよと伝えるけど(そもそも寝ててもらって大丈夫だよ……)、なんとなくちぐはぐ。重大なインシデントに繋がらないようにと心配になりつつ、とにかく今は劇場側と約束のミーティングをしないといけない。すでに送った第二次滞在に向けた資料の検討項目について、ラケルとマリーナと話す。トライアルウォークの方式や日時も決め、通訳の方との顔合わせなども設定してもらえることに。   帰り道に、中華料理店

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