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初めて雑誌読んだ「anan No.18」

ananという雑誌は読んだことはなかったけどなんとなく知っていて、でも主に女性を対象とした雑誌みたいだから交わることはないよな、と思っていた。

でも、今月発売されたananの表紙を、僕が好んで毎回視聴しているYouTuber「オモコロチャンネル」のメンバーが担当していたことと、その表紙での佇まいがめちゃくちゃキマッているのが面白くて、Amazonで購入してしまった。今手元にある。

手に取って読んでみると、確かにイケメン率が多い。イケメンが、1ページの中で何枚も色んな格好いいポーズで取られていて、「写真を撮られるときってピースサインだけじゃないんだ」という当たり前のことを思い出させられる。といっても、そのイケメン達を参考にして、iPhoneを向けられたときにそのポーズをトレースするとウケてしまう未来しか見えないので、全く参考にはならない。

今回のananはゲーム特集のようで、有名な配信者やゲームクリエイターの方の対談やインタビュー記事が載ってあった。特に気になったのが、僕が好きなタイトルを何個も出しているゲームメーカー:アトラスの偉い人の対談記事だ。アトラスが出すゲームを一言で記すと『お洒落』。ゲームの設定画面を一目見ただけで「あ、これアトラスのゲームだな」と分かるくらい、UI等の細部に至るまで格好良さが詰まった作品を多くリリースしている。インタビューの後半では、ゲームを作る上で意識していることが結構詳細に書いてあって、ちょっと興味深かった。曰く、細部に拘ることを意識しているらしくて、それによってユーザーに「これは片手間にやってはダメなゲームっぽいぞ」と思わせる。そうさせて真面目にゲームと向き合わせることによって、アトラスのゲームの世界に引き込んでいく。そういう仕組みを意識しているらしかった。因みに私は「ペルソナ5」の双葉ちゃんが好きです。

ページの中ほどに、オモコロに関する記事があった。一人一人に対するインタビュー形式での記事と、五人全員での対談形式の記事が載ってある。ページそれぞれでメンバーの写真が散りばめられている。特に、表紙と同じ構図だけど、表情やポーズがおちゃらけている写真が1ページ丸々でドーーンと載ってあったのがなんかよかった。個別記事も対談記事もよかったけど、チャンネルを紹介している文章の最後に「最近はラップグループ『シッコマンインザパーティ』としてシングルもリリース」って書いてあるの、結構シュールだな。

こういう新しく生産されたものを消費するの、なんかよかった。ちょっと自己陶酔しながら読んでしまった。


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