望む未来を手に入れたいなら

今日３月１９日はとっても嬉しい日です。

なぜなら…。

去年はコロナの影響で中止となった、春のセンバツ甲子園。
コロナ禍を乗り越えて、2年ぶりに開幕したからです！

開会式で流れる大会歌の中に、こんな言葉が出てきます。

”今ありて　未来も扉をひらく”

今日は、この言葉のおかげで夢を叶えられた私自身のお話です。

◆好きでもない仕事だけど仕方なくやっている
◆仕事にやりがいを持てない

そんなあなたにとって、今を変え望む未来を手に入れるためのヒントになると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

やりがいを持てなかった看護師の仕事

「国際看護師になる」という私の最初の夢。
叶えることができたのは、看護師になって13年目でした。

その間はずっと、日本の病院で看護師をしていたのですが、病棟で働く仕事に対して、やりがいをもてない時期がありました。

ここで言う「やりがい」とは、「その仕事のために生きている」という意味です。

なぜなら、私は日本の病院で患者さんの看護をしたくて看護師になったわけではないから。私にとって看護師になることは、あくまで国際看護師になるための手段に過ぎなかったからです。

私がいつも想っていたのは、「戦争や貧しさのために生きたくても生きられない人たち」。

だから、たとえば糖尿病など、豊かすぎる生活が原因で病気になった患者さんに対しては特に、やりがいをもって受け持つことができませんでした。

「私は、こういう患者さんの看護をするために看護師になったんじゃない！」と。

夢を実現するまでの13年間を支えてくれた言葉

それならなぜ、10年以上もの間、この夢を見失うことなく働き続けることができたのか？

この期間、私の支えになっていたのが、”今ありて未来も扉を開く”だったのです。

実は、高校時代の3年間を「甲子園一筋！」、野球部マネージャーとして
過ごしていた私。

この言葉は、恩師である監督からよく聞かされていました。
高校卒業後に
監督から送られてくる年賀状や手紙にも、この言葉がいつも書かれていたのです。

今ありて未来は扉を開く。
現在のことを全力投球することが、夢への確実な前進につながる。

今できることを精いっぱいやることが、将来につながると期待してやるしかない。

この言葉があったから、病院看護師としての自分の仕事に前向きに取り組むことができました。すると、少しずつやりがいにつながるものを得られるようになっていったのです。

一つは、新しいことを学び、できるようになったときの純粋な喜び。

もう一つは、チームリーダーやスタッフの教育など、経験を積むにつれて
任される仕事に対して。その仕事から得た達成感や責任感が、やりがいにつながっていきました。

好きではない分野の仕事を頑張ってやることができたのも、この言葉があったから。

たとえば…。

呼吸器や心電図のモニターが必要な重症の患者さんの看護。

国際の現場に出たら、器械に頼る医療や看護は必要ない。
というよりもそんなものは通用しません。

それでも、できることを一つ一つ全力でやっていきました。
今やっていることがいつか、自分の夢につながると信じて…。

その結果…。

看護の知識やスキルはもちろんのこと。勉強会の企画や資料作成のスキル。
リーダーシップや人間関係をつくり交渉する能力。

夢を叶えるためには、仕事以外で勉強時間を作らないといけません。
だから、自分の目標と時間を管理する力や、自分時間を習慣化する方法まで、自然と身についていったのです。

これらはすべて、国際看護師になるための強みになっていました。

念願かなって海外派遣のチャンスを手にできたのは、「今があってこその未来」と信じて、今を大事に積み重ねていったからだと思っています。

望む未来を手に入れるために大事にすべきこと

もしあなたが過去の私と同じように、

◆好きになれない仕事
◆求めるキャリアや将来とは関係なく思える仕事

にやりがいを感じられていないとしたら、毎日が苦痛で仕方ないと思います。

でも、「毎日楽しく仕事ができたらなー」と願っているだけで、望む未来が向こうから勝手にやって来ることはありません。

望む未来を手にするためには、「今」を大事にして「今」を変えていくしかないんです。

今を大事にするとは、未来に意識を向けるということ。

「○○だからやらない」「○○だからできない」ではなく、「今できるベストのことは何だろう？」と考え行動していく。

そうすることで、仕事のやりがいが見つかり、望む未来につながっていくんです。

最後に質問です。

あなたにとって、未来の扉を開くための「今」はいつですか？
未来の扉を開くために、「今」何をしますか？

ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。

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