第14回IVR認定技師試験過去問対策
問題 1. 冠動脈、冠静脈で正しいのはどれか。2 つ選べ。
1. 右冠動脈は房室間溝を走行する。
2. 左回旋枝は前室間溝を走行する。
3. 左前下行枝は房室間溝を走行する。
4. 中心臓静脈は前室間溝を走行する。
5. 冠静脈洞は左回旋枝と並走し右心房に開口する。
解答、1.5
2.左回旋枝は心基部の房室間溝を走行し、主に左室自由壁の後壁側と心房に分枝を出していく
3.左前下行枝は右室と左室の前室間溝を下り、心室中隔前部と左室自由壁前壁に分枝していく
4.後室間溝を上行し、冠状静脈洞に注ぐ
問題 2. 標準 12 誘導で誤っているのはどれか。
1. 胸部誘導は単極誘導である。
2. 肢誘導のⅠ、Ⅱ、Ⅲは双極肢誘導である。
3. 肢誘導の aVR、aVL、aVF は単極肢誘導である。
4. 単極誘導は電気が向かってくる方向で上向きの振れになる。
5. 双極誘導はプラス電極を心臓の右上、マイナス電極を心臓の左下につけると上向きの振れになる。
解答5
双極誘導では(−)電極を心臓の右上,(+)電極を心臓の左下につけると上向きの振れになる
問題 3. 冠動脈造影法で誤っているのはどれか。
1. 撮影フレームレートは 7.5~15 f/s が使用される。
2. 造影剤注入量は右冠動脈より左冠動脈の方が多い。
3. バイプレーンシステムを使用することにより造影剤量を減少できる。
4. カテーテルに造影剤が満たされた場合、圧波形の高周波部分は減少す
る。
5. カテーテルを engage させた時に拡張期圧の低下がみられた場合、直ち
に確認造影を行う。
解答5
血管壁にカテ先がある可能性があるため造影すると解離を起こす可能性がある
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