ドライバーを休ませる
ドライバーとは、子供の時に親、先生や周りの人に「〜しなさい」「であるべき」などのメッセージにより自身の中で作られていくもので「完全であれ」「強くあれ」「努力せよ」「人を喜ばせよ」「急ぎなさい」などその人を駆り立てるようなもので
また、言われてきたことだけでなく、親や周りの人をみて「〜あるべき」
「〜しないといけない」など思い自身の中に作られていきたことが自身の中で強いドライバーになっていることもあります。
最近の私は「急ぎなさい」がとても強く自身の中であって
私の場合はまさに後者で言われてきたというより、見てきたことで作られたドライバーです。
日常生活の中でも焦って過ごしていたり、仕事でも急いですぐに判断して対応するべきと駆り立てられて、休みの日でさえゆっくりしてしまうことがあった時は罪悪感を感じることもあったのですが、
つい最近、うっかり転けてしまい足首を靭帯を痛めてしまう出来事があり
日常の動作全てをゆっくりと慎重に行わなければならなくなり
歩く時もゆっくり、外出も極力控えないといけないので家でゆっくりするという生活をしばらく過ごしています。
不自由なことはありますが「急ぎなさい」ドライバーを休ませ「ゆっくりモード」
になることで自分の体や思考やこの先のことをゆっくりと見て、意識することができたり、人の優しさにより豊かな気持ちになれる経験をしたり心身ともに満たされる時間が過ごせています。
不思議とゆっくりな方が休みの日が長く感じたりもして
私の場合は強制的にドライバーを休むような状況になったのですが
ドライバー中々なくすことは難しいですが、ケガでやむを得ずというのでなく。。。
いつもと違う場所に身を置いて環境を強制的に変えてみたり、一日の過ごし方を変えてみると「〜しなければいけない」わけではなかったのかもしれないと自身への許容範囲が広がるかもしれません。
自分を律することも大事ですが、自分の言動を許容することも同じように大事だなと思いました。