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ヒマラヤ登ったよ!ランタン谷。[前編]

ネパールと言ったらヒマラヤ山脈。人生で一回はヒマラヤに登ってみたいなーという方もたくさんいらっしゃるかと思います。私もネパールに行くことになってから、いる間に絶対行こう!と考えていました。

これから書く記事は2018年秋のトレッキングを振り返ったものです。

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9月にネパール入りしてから、1か月の10月。ダサインという国内最大級のお祭りによるお休みがあったことと、秋はトレッキングシーズンであることから、チャンス到来!

なかなか1週間以上もお休みを取ることは難しいし、これは行くしかないと、特に基礎トレーニングもせず笑、カトマンズの北方に位置するヒマラヤ山脈のランタン谷に行くことにしました。

知人を通して知り合った現地の同い年ぐらいのトレッキングガイド、マリカとオフィスの同僚など5人ほどでカトマンズを出発!私たちは車での移動2日(最初と最後の日)を含め7日間の日程でランタンへ向かいました。マリカいわく、過去の経験も含め、これは初心者でも無理なく登れるペースだそうです。

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1日目はカトマンズから7-8時間ほどかけランタン地域に移動し、高山病をさけるためにも、標高2000mぐらいのところのゲストハウスで休みました。このエリアはまだまだ緑が多くいろいろな家畜も目につきます。

2日目、酸素も十分、エネルギーも満タンな状態でトレッキングスタート!

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日中は直射日光下で歩いていると暖かく、袖なしでも大丈夫な温度でした。ただ、日陰に入ったり、休憩中はすぐに寒くなるので、袖なし/Tシャツ、薄長袖、パーカー、ジャケットの4レイヤーをベースに、天候に合わせて調整しました。

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ごはんはトレッキングルートにあるお茶屋さんやゲストハウスでいただくことができたので、特に自炊は必要なかったです。ダルバート(Dal Bhat)というお米 (Bhat)、お豆スープのようなもの(Dal)、サーグという野菜炒めとカレー味のおかずのセットが定番で、ほかにもパスタ類やネパール料理でよくあるモモ(餃子のようなもの)やチョウメインもありました。

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基本的にはダルバートを食べていましたが、マカロニチーズというものも注文してみました。出てきてびっくりしたのはチーズは上に乗ってるだけでマカロニはカレー味だったこと。笑

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3日目になると緑が減り風景が少しずつ変わってきました。ランタン地域は2015年に起きたゴルカ地震で、土砂崩れにより村ごと埋まってしまったなど甚大な被害を受けたエリアでもあります。私が訪れたのは地震から3.5年後でしたがまだまだ復興の目途が立っていないエリアも目にしました。日本も地震が多い国ですが、こんな山奥でリソースに限りがある中での防災とは何なんだろうなんて考えながらトレッキングをしていました。

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マリカがランタンのことを説明してくれたり、グループのみんなと話しをしながら歩き続けると、ランタンの谷のエリアにたどり着きました。天候にも恵まれ、ほんとうに絶景でした!

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そして更に登ると、雲に囲まれるような不思議な感じに。こんなところでも小さな売店が所々ありました。低所得国の山奥標高3000m以上の場所でも売っているものはコーラやスプライト、プリングルズのポテトチップスなどなど。資本主義の浸透性すごいなーと痛感しました。

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4日目。キャンジンゴンパ(Kyanjin Gompa)に到着!今回の最終目的地であるキャンジンリ (Kyanjin Ri)に行くまでの最後のロッジングタウンです。こちらのタウンは標高3750mほど、ほぼ富士山頂上と同じぐらい!

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この日はお昼ぐらいにキャンジンゴンパに到着したので午後はチベット仏教の僧院やヤクチーズの工場なども訪れました。ヤクチーズは若干臭みがありましたが美味しかったです!

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次の日は、日の出前からトレッキングを開始するため夕ご飯を食べ、同じロッジにステイしているトレッカーやシェルパの方たちとお話をして早めに就寝。ここにきて初めて酸素の薄さで若干息苦しさを感じ夜目が覚めました。

ランタントレッキングのラストスパートは後編で書きたいと思います!

最後まで読んでくださった皆さんありがとうございます!忘備録のようなものですが少しでもお役にたつ情報があれば嬉しいです😊

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