発達障がいのある子どもが増え続けている今、必要なことは。

発達障がいのある子どもは、毎年増え続けており、10年で3倍以上という統計が出ています(※「文部科学省 学校基本調査」参照)。

発達障がいのある子が増えているというと、昔より診断基準が明確になったから、という風に言われることが多いのですが、確かにそういう一面はあると思いますが、本当にそうだろうか?と考えています。

そこで、20年以上保育士経験のある方、三人に別々に聞いてみたんですが、明らかに20年前と今では、話の聞けない子、教室から出てしまう子が増えているとのことでした。

発達障がいが起こる原因は不明で、まだ研究で誰も証明している人がいるわけではないので、確定的なことは言えませんが、そこには環境ホルモン(内分泌かく乱物質というそうです)やコンビニ食、インスタント食品など食の変化や高齢出産の増加などライフスタイルの変化が大きく影響しているように感じます。

たとえば最近の子は昔に比べて足が長い!と思うのですが、こんな風に明らかに目に見えてわかる変化だけではなく脳の機能の問題とされる発達障がいも、様々な変化が起きているうちの一つと考えても違和感ないのではないでしょうか。

ライフスタイルを昔に戻すことができないのであれば、私たちの体に起きている変化に合わせて、環境(学校、社会生活を含む)や意識を変えていくべきときが来ているのではないでしょうか。

※ 内分泌かく乱物質…内分泌の機能に変化を与え,それによって個体やその子孫あるいは集団(一部の亜集団)に有害な影響を引き起こす外因性の化学物質あるいは混合物
(WHO定義)

#発達障がい   #ゆっくりさん

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