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南カリフォルニア、100万ドル以上の価値がある住宅が100万戸を突破
南カリフォルニアでは、100万ドル以上の価値がある住宅が増加している。オレンジカウンティ・レジスターが報じたところによると、この地域の5つの郡(ロサンゼルス、オレンジ、リバーサイド、サンバーナーディーノ、サンディエゴ)における7桁台の住宅の数は、昨年108万戸に達した。この数字は、地域全体の住宅在庫380万戸の28%を占めている。
価格上昇の背景
住宅価格の上昇や高級住宅の建設が、この増加の主な要因である。レポートによれば、「富裕層の購入意欲が高まっているだけでなく、供給の減少が中間層住宅の価格を引き上げている」ことが、この現象を後押ししているとされる。
南カリフォルニアでは、2022年から2023年にかけて97,100戸の100万ドル以上の住宅が追加され、成長率は10%に達した。このペースはカリフォルニア以外の地域の約2倍である。特にロサンゼルス郡とオレンジ郡では、住宅全体の36%が100万ドル以上の価値を持ち、この割合は全米50大都市圏の中で3番目に高い。
北カリフォルニアとの比較
一方、北カリフォルニアの都市(サンフランシスコ、サンノゼ、サクラメント、フレズノ)では、100万ドル以上の住宅の割合は41%に達しているが、成長率は4%と低調である。2023年から2024年にかけて追加された住宅数は34,500戸に留まった。
全米的な状況
全米では、100万ドル以上の住宅は比較的少なく、41.7百万戸の持ち家のうちわずか9%(約375万戸)がこのカテゴリーに入る。これらの地域での成長率は5%であり、南カリフォルニアの成長率を大きく下回っている。
【出典元】https://therealdeal.com/la/2024/11/18/southern-california-has-a-million-homes-worth-1m/