雑感|【ゼルダの伝説 知恵のかりもの】⑥ハイラルの地、駆ります
知恵のかりものプレイ記⑥
(ネタバレあり)
ハイラル城を取り戻し、装い新たにハイラルの裂け目を封じる旅に出るゼルダ姫。ゼルダはどうやらハイラルに伝わる古の姫巫女の可能性があるのだとか。謎の敵に狙われているである"大いなる力"を守るため、今回は、ひとまず…
うん…えー、これまでやってなかったミニチャレンジでもやりましょうか。
1|大手を振ってハイラル回遊:
<実はここら辺は先に来ててもよかった説…>
ようやく堂々とハイラル平原を歩けるんですから………ッ!?
…あっ!ここからフィールドのBGM変わるんですね!?
元のフィールド曲に「ゼルダの子守唄」がミックスされるのいいなぁ。ゼルダ姫のテーマ曲ですからね。たまらんなぁ。
曲も一新し決意を新たにハイラル平原をぶらぶら。いくつか見てなかったエリアや困っている人を訪ねます。
クロウリーに仕事道具を盗まれているダンペイさんを発見。ハイラルイチの天才発明家を自負しているそうで、助けたお礼に彼の工場に招かれることになりました。
…ダンペイさんってこれまでのシリーズを通してみると墓守のイメージなのですが、この2Dゼルダの前作にあたる「夢をみる島(Switch版)」から別の職業に就くようになったんですかね。
工場はジャブール水域方面の本道から少し外れた、誰も立ち入らなさそうなエリアにあります。世捨て人…というにはまだまだ精力的に活動されてそうだから、もう少し商売ができそうなところに引っ越せばいいのに。
趣味でやってんのかな、ハイラルイチの天才発明家は。
しかし、自称するだけあってその発想力は想像の斜め上を行きます。マモノのカリモノとアイテムを手渡すとダンペイさんが閃いて、謎のトンチキロボットを作ってくれます。すげーや!
ロケッタイトは、テクタイトの跳躍力に爆風を備えた代物で、ジャンプするだけで周囲の敵を弾き飛ばすという強力なロボット。何よりもいいのがトリィの力でカリモノを出しながら、このロボットに切り替えて先頭の補助をさせることができるということ。これは戦力の大幅アップ…
ロボはすべてゼンマイ式。ここぞというとき以外は…使えないですね…。
2|いつでもこれたハイラル平原:
<「白馬は馬にあらず」…ってこと?>
ハイラル平原を少し西に進むとあるのがハイラル牧場です。このあたり、魔物だらけだってのによく経営されてらっしゃる。どうやら、馬が一頭、出かけたまま帰ってこないと困っている様子。
なるほどなるほど、わかりましたよ。これ見よがしに綺麗な白馬がそこにいるじゃないですか。これは馬を助けたお礼に、白馬をもらえるイベントだと直感しました。公式の紹介画像とかでもまたがってましたしね。
ちょっとスピン連打だとしんどいなと思っていたところです。その馬をもらい受けるため、お困りごとは解消しましょう。
ベッドの橋を作り馬を無事に救出。どうやってそこに行ったの?というハマリ方をしますよね、動物って。簡単な馬の操作説明をもとに、牧場まで一気に駆けていきました。これは快適。
では、お目当ての白馬ですね。
やんわりと断られてしまい、他の馬なら自由に借りていいことに。しぶしぶ自分が助け出した馬にまたがり、ハイラル平原を駆け回ることにしました。
馬が悪いわけではない。そして牧場主のおじいさんも、インパから白馬は誰に貸し出すべきかちゃんと会話できていなかったのでしょう。いやはや、ホウレンソウって大事。
………
……
…
<カンフー映画とか出てました?>
しばらく存分に馬で駆けて、テクタイトを蹴散らし、ゾルを踏みつぶし、雑草を刈り取りながらオルディン火山に近い、ハイラル北西のカカリコ村に到達しました。
こうしてみるとこのハイラルは裂け目やマモノがいる以外は意外と平和な状態ですね。確かに、それぞれの地域で困ったことは起こっているのですが、シリアスさは思ったほどないといったところでしょうか?
ということで、ミニチャレンジをこなしながら村の中を視察します。まーわかっていましたが平和平和。ハイラル王の治世が良いことを実感します。
おや?
「ねむり道場」という立派な道場が村の西側にもぽつんと立っていました。
住民からもあまり評判がよくなさそうな怪しげな道場。門下生は一人。道場主はツルピカ、黒メガネ、チョビ髭の輪をかけて怪しげな人物。
うーん、こう人目の多いところで活動されると王家の評判にも関わりそうですし、ダンペイさんの工場と場所を交換してもらいましょうか…。
この施設、どうやらトリィや装備の力を駆使したタイムアタックなどのミニゲームができる上に、達成した数に応じて報酬がもらえるとのこと。
なんだゼルダのための施設じゃないか。よし、看板に「王室御用達」と入れておくといいぞ。
タイムアタックが意外と骨太な感じに仕上がっています。どんどん進めると過去に戦ったボスとの再戦ができるようにもなるので、この道場に通い詰めることが決定しました。
3|ゼルダ七変化:
<思い出中枢を刺激する>
そういえばすでに攻略した地域にもミニチャレンジは残っていました。大体が隠しボスのような存在だったり、ちょっとしたお使いイベントがメイン。
船乗りのミニチャレンジにて。沈没船の奥底まで進むとそこに潜んでいたのは、クラゲの魔物ビリをまとった大型の魔物。さしずめ「ビリネード」といったところでしょうか。
こんな感じで、なんとなーく昔の作品を彷彿とさせるボスがイベントなどで出てきます。この後も出てきました。
<全身タイツは欲しくない>
姫巫女として旅の衣装を手に入れましたが、もう知っての通り今回のゼルダには、旅人の服しかり着替えの概念があります。今手元にあるのは、最初のゼルダの服、逃亡中のリンクのフード、そして旅の衣装の三つ。
ですが、他の所でもちょくちょく手に入ります。
例えば、実験と称したマンゴー狩りをこなすと踊り子の衣装をもらえたりします。ちょっとした効果付き。こりゃミニチャレンジのやりがいがあるなぁ。
ゲルドの街のミニチャレンジでは、盟友トーナからゲルド兵の訓練のため、宝物庫に忍び込んで宝箱の中身を取ってほしいという依頼を受けます。一国の姫に何ということを。
しかし残念ながら、今回のゼルダ姫は好奇心が旺盛なので二つ返事で宝物庫に忍び込みます。お宝と聞いちゃ黙っていられないのが知恵のかりもののゼルダです。
ゲーム序盤に遊んだハイラル兵からのスニーキングよりもレベルは上がっています。ゲルド族はスニーキングの妨害上手。
せっかく視線をそらしているゲルド兵がいたのにわざわざ話しかけるなどをして何度か失敗しましたが宝物庫の奥に到達。
シルクのパジャマはベッドで寝た時の回復速度が上がります。睡眠の質が向上。
カカリコ村にも衣装がありました。その名も「ネコの服」。猫の言葉がわかるようになる現実にあったら絶対欲しい一着です。
ゼルダがこんなマヌケカワイイ姿に。今思えばこの姿のままイベントムービーに表示されてもよかったかもしれません。すべてのシリアスなシーンを台無しにしてくれる緩い衣装。
次回、ようやくオルディン火山へ。