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雑感|【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】①空島での目覚め
はじめに − 記事分類について
場面ごとに小分けにして語りたい!って時用に〈雑感〉という分類を作ってみました。いつものは〈ゲーム感想〉です。詳細にはプロフィールにも追記しておきます。
ティアキンプレイ記①
(ネタバレあり)
発売からはや一ヶ月。クリアまで本作にまつわる情報を可能な限り遮断して楽しんでました。熱量の高い内に書き記していきますが、まだ遊んでいる方もいらっしゃるので、まずはティアキンを始めてすぐのシーンに絞って感想を書きます。
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1|イントロダクション − 三度寝の勇者
前作、ブレスオブザワイルドの続きからスタートする本作…。ヒャッハー!ハートもがんばりゲージも最大だぜ!と思ったのもつかの間、あれよあれよという間に瘴気に吸われ、城は浮かんで、各地に敵が現れ、勇者は眠りにつきます。どうせ奪われると思ってましたが、この奪われ方が良かった…。
にしてもこの時代のリンク、何度も勇者として目覚めんだよなあ。
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ステータスどころかゼルダも利き腕すらも失ったリンクが目覚めたのが、今回の目玉、空の上。
新たな世界で新たな力をその手に抱き、闇へと消えたゼルダ姫を探し求めることになります…。
2|ロストテクノロジー − 奪われた翼
が、そんな悲劇はすぐ忘れます。
酷いだろうけどめっちゃ楽しいんだもの。
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前作の「はじまりの台地」も、歩くだけでそれはそれはテンションが上がりました。それが何でしょう、今作はそれ以上と言いますか。
空の上だからこその地面が煌々と照らされる感じといい、空島の白と金の世界に青銅のロボットが散りばめられていることといい、流石天空、もはや見渡すだけで楽しいと言っても良い。
前作と同じ部分の操作チュートリアルを適当に流しつつ、あれなんだ?これなんだ?と生まれたてのひよこ並みの好奇心と警戒心のなさであっちゃこっちゃフラフラしてました。
そんなもんだから忘れますよね。
パラセール持ってないこと。
とりあえずあそこまで行こ!
リーバルトルネード!
……?
パラセール!
……?
3|オープンエアー − やりたいコトやったもん勝ち
風が気持ちいい。
いや本当に。画面越しでも気持ちいいんですよ、これが。
前作も谷間を吹き抜ける風や草原を掻っ切るような馬の疾駆などで感じることはできましたが、それが今作はもっと強く、肌で感じられます。
前作までならGAME OVERへのカウントダウンである落下モーションですが、ダイビング姿勢を取り入れていることにより、スリルあるアクションへとリメイクされています。
全身に風を受けて自由落下しているだけなのに楽しいなんて誰が思いついたのか。
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そしてオープンエアー。「オープンワールド」をゼルダ的に表現した単語だそうで、オープンワールドのゲームよりもさらに自由な発想で遊ぶことのできる世界を目指しているそうです。
言葉にしてもおぽのはいまだ掴めてないですが、確かに「なんでもあり」は前作を凌ぎます。
その感覚を生み出す4つの新たな能力、「ウルトラハンド」「スクラビルド」「トーレルーフ」「モドレコ」…ネーミングはどれもこれもSF(すこし・ふしぎ)感ありますね。使ってみると各々ダイナミックな変化が現れる能力です。
正直なところ「スクラビルド」の最初の最初は、え…これ必須なの?あんまり面白くないんじゃ…?と感じていましたし、「ウルトラハンド」の工作もいちいちやるのは面倒かも…と煩わしく思っていました。
クラフト系はノイズかもな…と決めつけようとしたその時…。
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今だからこそわかりますが、ちゃんと手にれた能力をすぐ試せるようにコログやら敵やらが配置されてるんですよね。
その導線の縛りはゆるく、いくつかの選択肢が提示されますが、あえて選ばない道を選んでも正解になるようにできているので、色々試行錯誤の余地があります。そしてコログの扱いは雑になっていきます。
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(ある程度計算尽くなんでしょうがね…)
4|パブリックエネミー − あるいはトラウマについて
三つ目の洞窟探検、その中央辺り。前作には影も形もなかった敵、「ライクライク」が登場します。
いい思い出がない…。
命名由来は「蓼食う虫も好き好き」からだそう。その由来をもじって、リンクを食べた時に盾を奪ってくる嫌なやつです。本当に嫌なやつです。ティアキンでも当たり前のように武器や盾を奪ってきやがります。
しかし、時代の流れには逆らえなかったのか、ご丁寧に弱点を見せつけてくれるようになりました。ざまぁみさらせ。
初対面直前に設置されたバクダン花を見て、おぽのは確信します。これは爆弾を飲み込ませて爆破すれば良いんだな、と。
そうと分かれば早速スクラビルドで矢じりにつけて発射!
あっ…
初デスはバクダン花ライクライクです。
5|バードストライク − 顧客が必要だったもの
やりたい放題を実現可能にするアイテム、それがゾナウギア。扇風機とか火龍の頭とか、オーパーツチックなゾナウ文明のアイテムがゴロゴロ手に入る中で、初見謎だったのがこれ。
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無造作に置かれてる青銅色の翼。
グライダーだろうと思っても推進力となるものがどこにもなく、近くにいるラウルは説明を放棄して便利だから活用してねぇ~だけと言うシチュエーションに困惑です。
まさか本当にこれに乗って落ちるだけ…?
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極狭の足場で子鹿のようなびくびくステップを踏んでても翼の向きが変わるのでてんやわんや。この時の想いはただ一つ…
パラセール、早く頂戴よ…!!
そんなこんなで空島でのオリエンテーションを終え、いよいよリハビリ担当のラウルとの別れの時。
正直、道中は昔話ばかりでアドバイスが少なかったとはいえ、立派にチュートリアルの大役を果たしてくれました。
ところでチュートリアル達成のご褒美、あるよね?朽ちたマスターソードは光の中に消え、本当に木の枝とほぼ半裸のトーガしかない状態にされたのです、当然あるよね?これでお別れなんて…
………
……
…
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次回はハイラルの大地からスタートします。