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雑感|【DIABLO 4】初心者なりのディアブロ紀行(画像なし)
飽くなき無間地獄へようこそ
(ネタバレあり)
ハクスラ系ゲームの代名詞のような『DIABLO』シリーズの最新作。おぽののディアブロ歴的には『3』しか触れたことがなく、残念ながらシリーズのあらましみたいな内容はさっぱりです。
そんな新参者でも、一度ハマると何十、何百時間も時間が吸い取られてしまうほどの魅力がこのタイトルにはあります。今回はゲームの〈雑感〉。終わりなき地獄の旅を整理して語るには難しくてな。
※ダークファンタジーと独特の宗教観が全面に押し出されているため画像の掲載は控えます。決してスクショをミスって全く画像が保存されていないとかそういうことではなく…。
1|心惑わすレジェンダリー
本編の攻略についておぽのは5つあるクラスの中からソーサラーをチョイスしました。一緒に遊んでくれた友人はドルイド。とにかく群がる敵を一掃するのが楽しい。動くものを全て敵とみなして攻撃を仕掛けて回ってました。世も末です。
遊んでいて何よりも射幸心を煽られるのが、不意に鳴り響くレジェンダリー装備のドロップ音。
ドジャーン!と豪快な音ともにオレンジ色の光の柱が立っただけでガッツポーズ。もはやこの光景見たさにこのタイトルを遊んでいると言っても過言ではありません。
(ゲーム難易度を上げたりレベルを上げたりすると怒涛の勢いでレジェンダリー以上の装備品が出現するのですが。)
初週は高難易度で遊べず、友人間でレジェンダリー装備を交換することも出来ないので中盤まではなかなか集まりません。ランダムドロップだからこそ一緒に遊んでいる誰かに偏りでもすると、少しずつ嫉妬心が膨らんでいきます。そりゃもう、自身が悪魔に堕ちるレベルでぶつくさ文句を垂れます。
1つでも手に入った瞬間機嫌が治るので現金なもんです。おぽの自身もそう思います。
2|悩む時間すら楽しいビルド
攻撃、防御、回復、召喚などの効果を持ったスキルを組み合わせる、いわゆる「ビルド」の要素もディアブロの沼でズブズブになる理由の一つです。
おぽのが使っていたソーサラーだと、相手を凍らせて片っ端から破裂させていく凍結ビルドがはちゃめちゃに活躍しました。
同じ想いの人が多いのか、メジャーな組み合わせの一つのようで、そこかしこで敵が凍らされて身動きができないままタコ殴りにされているのが見受けられました。スキル割り振りのやり直しがやりやすいのもポイントで、尖った組み合わせから、変幻自在融通無碍な組み合わせまで色々試すことが出来ます。他の人の構成見て少しずつ変化させるのも楽しい。
攻撃は好きですが、殴られるのは嫌い = 一方的に攻撃するのが大好きな性格なため凍結ソーサラーはよ自分によく馴染んでました。NPC相手なんで心も痛みません。
使えるクラスも難易度も、まだ見ぬスキルだってまだまだあるので、やろうと思えば何度でも何度でも遊び続けられますね。
3|ダークでドープなストーリー
小見出しにそうは書いたものの、(おそらくシリーズを遊んでないせいなんですが)話についていけてない時がままにあります。
諍い合う天使と悪魔たちから結婚する者が現れた。それによって生まれたのが人間の祖。その人間の処遇を巡って天使と悪魔が更に殴り合うし、結婚したはず二人?も取っ組み合う事態に。
完全にとばっちりを受けた形の人間たちはずっと苦しい思いをしてるし救いなどこの世はおろか、天国にも地獄にもない…という雰囲気だけ理解しました。
メインシナリオはもちろんサブイベントもなかなか報われない展開が続きます。特にサブイベントの中にはクリアしないほうがよかったんじゃない?というパターンもちらほらあります。
最序盤ですら、助けたはずの人たちに騙されて殺されかける主人公のシーンなのですからたまったもんじゃありません。
あんまりにもその地に住む人間たちが救われなくて、どんどんお話を流し読みしていくようになりましたね。まあ大体はわかったからオッケー。
4|ビジネスライク?なチームの距離感
旅の仲間(NPC)についても触れておきましょう。
前作のコーマックとかリンドンとかまだ愛嬌があったと思うんですよ。今回のパーティメンバー、みんな強いし頼れる仲間たちなのは間違いないんですが、三人とも共通して真面目気質で学者肌なもんでかなり窮屈に感じてました。
ネイレルは母を失うし、ドナンは息子を失うし、ロラスは飲んだくれ。かける言葉が見つかりません…。
ドナンは何度挫けそうになっても自分を奮い立たせていて好感が持てます。残りの二人はちょっと達観しすぎなキライがあります。
ただ、ドナンの最期だけは今でも腑に落ちてません。あの…一つ前の戦いで勇敢に戦い命を落としたことに出来ないでしょうか…。
5|地獄はまだまだ続きます
今どきのゲームらしくシーズンパス付きです。この地獄よりも地獄な世界で人助けを続けて活躍していくとどんどんポイントが溜まり、特別なコスチュームや消耗品が開放されていきます。
つい先々月、『厄災のマリグナント』という第一シーズンが開幕されました。本編とは別のオリジナルストーリーが展開され、各地で発生する謎の伝染病を食い止めるために主人公が奔走します。
これの良いトコは本編キャラを使わないで新規にキャラメイクする必要があること。普通は逆ではないか?と思いそうですが、ディアブロはスキル、装備、成長補正など色々な組み合わせを楽しみながらアイテムが出る度に一喜一憂することが醍醐味だと感じています。
育成が最初からになろうとも何のその。一度本編のストーリーをクリアしてしまえば、以降は新規に作ったキャラだろうとストーリーをクリアした状態から始められます。沼だなあ。
今回は、なるべく軽めに崩して感想を書いてみました。友人とツッコミを入れながら遊ぶ『DIABLO 4』の楽しさはこのゲームの五本の指に入るほどだと思います。
ムービーやら一つ一つの絵は暗いですが細部までキレイなのでそのあたりも注目ポイントですね。