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雑感|【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】③灼熱の深層へ
ティアキンプレイ記③
(ネタバレあり)
ゼルダシリーズ最新作ティアーズオブキングダムのプレイ記三回目です。ネタバレにはご注意ください。今回は北東のオルディン地方にフォーカスした感想です。
1|イントロダクション − 体力よりも気合で勝負
ゼルダの失踪、ハイラル城の浮上と同時に発生した、ハイラル各地の異常気象。ゼルダを探すことが最優先といえど、魔王討伐の時に力を貸してくれた人々のため、リンクも各地へと赴き調査を開始します。
まずは移動手段がほしい一心でリト族の村の異変を解決しました。結果としては、パラセール、馬、チューリの力を含めて十分すぎるほどの成果を得られました。
この時点ではボス戦後のハートの器以外、女神像からがんばりの器しか貰ってません。ハートは大体の敵からワンパンでGAMEOVERになる状態ですが、スタミナはちょっとした壁を強引に突破できるほど抜群です。
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見事第一目標を達成し次に向かう先はゴロン族の住むデスマウンテン。体温調整が必要な地域が続きます。
2|バーンアウト − 火消しの影
前作から続く気候の概念。その土地にあった服装の方が活動しやすいのだけれど、デスマウンテンの周り、とりわけ洞窟の中は暑いどころの騒ぎではないので、対策が必須です。
耐熱の服ですら耐えられない「炎」という気候。他の気候よりもスリップダメージのスパンが短く、木材の装備品は自然発火しだす厄介極まりない地域です。
それ故前作ではミッションクリア後はあんまり寄り付きませんでした…。
耐火の服がずんぐりしていて普段使いしにくい以上に、耐火の「燃えず薬」の素となるヒケシトカゲくんが捕まえにくいことがオルディン嫌いに拍車をかけます。
ヒケシトカゲは黒っぽい見た目で黒っぽい岩肌に張り付いています。
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見つけたとしても駆け寄ろうとすると驚いてサッサといなくなります。
そんなわけで我慢を知らないおぽのは、オルディン地方でやることを一気に終わらせてしまうことにしました。
3|デモリッション − 万能爆弾
デスマウンテン付近があんまり気に入っていない理由はまだまだあります。特に馬で駆け回れないこと。高低差が多く、狭い足場では馬での移動も困難でどんな馬力も半減以下。
木製武器が燃えだすほどの熱、凸凹していて移動手段が制限される足場、そしてシリーズの癒やし担当ゴロン族が、可愛げのないゴロン族に…。
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見るからにヤバそうなブツ(岩だよ)を食べて無気力で乱暴を働くようになったゴロンたちとオルディン地方を救うのが目的です。
そういやここだけ異常気象じゃないんだなあ…。
ゴロンたちが世紀末になった直接的な理由はユン坊が何者かに洗脳されていたこと、根本的な原因はその赤紫の禍々しい「おいし岩」が採掘され始めたこと。
ユン坊を一方的に叩き潰して正気に戻し、共にデスマウンテンの異変調査に乗り出します。
ユン坊は前方へ炎を撒き散らしながら突進する能力。しかもひび割れた岩や鉱床を破壊する事ができます。
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爆弾花を出し惜しみながら岩のハンマーで少しずつ壁を崩す時代は終わった…。
その性能故とにかく使い所が多く、何度も何度も彼を射出していました。その都度炎を撒き散らしてくれるのも偉い。草木があればちょっとした上昇気流をすぐにでも作り出すことができます。
デメリット?その図体故、天井の低いところに入ってこれないトコですかね…。
4|マグマダイブ − トロッコ問題
2つ目の神殿はなんとハイラルの地の底。
これには驚きました。
ハイラル⇔ロウラルみたいな表裏一体となった世界のゼルダタイトルは結構ありますが、ティアキンはそれを踏襲しつつ、オープンワールドのマップがもう一枚、ほとんど同じような広さで存在しているのです。しかも爆弾花までも生えているので嬉しい誤算。
地底に関してはまた後ほどまとめて語るとして、今回は炎の神殿です。
声に導かれ地底の一寸先は闇状態を抜けると、トロッコレールが張り巡らされた炎の神殿にたどり着きます。
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レールを切り替え、トロッコに乗って縦横無尽に神殿を駆け巡るわけですがコレがまたまた難しめ。トレカどこに繋がっているのかチェックしながら進むことになります。
正直なところトーレルーフで強引に突破する方もいるのではないでしょうか。(おぽのはへそ曲がり故、絶対悔しい思いをすると思ったので、本当に必要となる場所以外はトロッコ優先で攻略しました。)
5|ロールクラッシャー − 岩漿を砕く
そしてボス戦、ボルドゴーマ。無骨な音に相応しい、ゴツゴツとした岩肌の邪悪な色合いのゴーマです。
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いつもの弱点の目玉も比較的高い位置にあり、極太の爪や爆弾攻撃を繰り出してきます。
…正直に申しあげますと、神殿の難しさに相当する強さは持ち合わせてはいません。破壊してくれと言わんばかりの前肢と巨体故のゆっくり動作の持ち主です。
さらにボス部屋を見渡すと攻略の導線、試してみたくなる工夫が目に見えてわかりやすいので、ボルドゴーマの強みを感じる前に倒せてしまいます。
考えてみると…オルディン地方の異変は火山噴火とか地殻変動とかダイナミックなものじゃなくて、「ゴロン族かつ、若者のみに効果が現れる岩を生み出す」という能力故、食べられなければ始まらないかなり受動的な悪事を働いていたわけで…。
そりゃ敵サイドもリーダーの洗脳とかテコ入れせざるを得ないわな…。
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次回はラネール地方へ向かいます。