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雑感|【ゼルダの伝説 知恵のかりもの】⑨その背中をかります

知恵のかりものプレイ記⑨


(ネタバレあり)
これまでゴロン族、デクナッツ族、そして先にはゲルド族、ゾーラ族とハイラルに住まう種族たちのお困りごとを自慢の知恵といたずら心で解決してきました。

古の三女神、フィローネ、オルディンの力も授かり、残すところはラネールゆかりのヘブラ山のみ。ちなみにこれまでおぽのが辿った攻略順についてですがこれが正解というわけではなく、ある程度はプレイヤーの好きな順番で解決できるので最初にこのヘブラ山に来てようが問題ありません…多分。

おぽのが最後に回した理由は、ラネールが「知恵」の女神であることを過去のタイトルから知っているためですね。せっかくだから「知恵のかりもの」らしく知恵の女神で締めたい…ぐらいの思いでした。


1|ノースリーブで雪山へ:

<しばれるのぉ…>
霊峰ラネールを望めるヘブラ山は、見ての通り一面真っ白の雪山です。裂け目があるから真っ白じゃないとか言わないでください。

雪ステージの終盤感。

ここをゼルダは歩いていくわけですが…その…なんでしょう?ゲームだからあんまり気にしなくてもよいといえばよいのですが、ゼルダの恰好は見てるこっちが寒くなります…。

防寒していないと少しずつダメージを受けるエリアです。しかもここにきて、あのおぽのをして「これだけあれば十分」と言わしめた「水のかたまり」も一瞬で凍ってしまいます。

防寒方法はスムージーを飲んだ時の制限時間付き効果がメイン。ゼルダが丈夫なのか防寒効果が高いのかわかりませんが、とにかく平気な顔をして雪山を踏みしめていきます。

ヘブラ山で効果がある寒さ対策はもう一つありまして、トリィのカリモノの力を使います。すなわち上の画像のようなかがり火を掲げるか序盤の敵キャンゾルを掲げるかです。

…いまさらながら暖の取り方が雑では。

猛吹雪に耐えながらザクザクとヘブラ山の雪を踏んづけて進むと、一人の雪男?らしき人物に出会いました。名前を「コンデ」といいます。

いったい何族なのかしら?集落にでも案内してもらえると思ったら、どうやらコンデが住んでるイグルーがぽつんと一軒建っているだけ。

ゼルダで雪男と言ったら過去作に一回出てきてたけど、あの夫婦と同種族なのかな…?でも角はなかったなぁ…

まじまじと見つめていましたが、よくよく見るとコンデの周りがいろいろと見えてきました。以前は父、兄、コンデの3人で暮らしていたこと、兄は冒険家で霊峰ラネールの方面へ出かけたっきり戻ってきていないこと、父はどうやら"今ここにいない"らしいこと。

複数ある食器がもの悲しさを語る。
もしかして、ここにずっと一人なのか…

ゼルダたちの目指す先が兄が向かった霊峰ラネールと知り、コンデもともに山頂を目指すことになりました。


2|雪しまくヘブラ山へ:

<すぐに手が出る雪男>
ヘブラ山は道中も工夫が必要な謎解きが多く、敵も凍り付けにしてくるなどからめ手を駆使してきます。加えて吹雪いているエリアはキャンゾルで駆け抜けるせいで、とっさの戦いにはいると攻撃力不足に悩まされるなど、二重苦三重苦を強いられる山。

おらっキャンゾルをお見舞いだ!

コンデが兄らしき雪男を見かけたと先を急ぐので、姫は後ろからずっとついていく形…。ご自慢のショートカットもなかなかできず、隙を見つけてベットで寝て、隙を見つけてベッドで寝てを繰り返して山頂を目指します。

やがて山頂付近まで近づくと、ようやく追い続けていた雪男の背が見えました。

大丈夫?腕振り上げたら鬼の貌みたいにならない?

コンデは雪男と巡り合うことはできましたが、なぜか殴られてしまったとうずくまっていました。痛いかどうかより、殴られたこと事態がショック。

完全に雪男違いでしょうが、おとぎ話の住人のようなコンデを殴り飛ばすとはふてぇ野郎です。あい、わかりました、その想い子のゼルダが引き受けましょう。

引導を渡してくれる。


3|舞台はクライマックスへ:

<頭のそれ何>
ヘブラ山頂にできた無。そこにあったのは天然の洞窟…ではなく何やら機械などが通る施設でした。神殿っぽいけど神殿ではなさそう。

兄の手記

ダンジョンへ入ってすぐの壁に絵が彫られていました。筆跡鑑定はできませんが、間違いなくそれはコンデの兄のもの。絵の雰囲気といい兄弟のつながりを強く感じさせてくれます。

やはりコンデを殴ったのは別の雪男。父、兄、コンデ以外に同種族の雪男がいるとしたら、この山をしっかり探せばもしかしたら同じ種族が隠れているかもしれません。やはり、あそこにコンデ一人は寂しすぎる。

とはいえ殴ってくるようであれば、こちらとしてもそれ相応の態度で臨ませてただかなくては。このハイラルの大地を脅かす存在がいるのであれば、この手と知恵でねじ伏せる。そんなストロングスタイルのゼルダが先へと進みます。

で、雪男がそこへと消えていった実際ヘブラ山のダンジョンはどうなってるのかというと…氷と熱のギミックが満載。「知恵」のラネールらしく謎解きがいつもより2手3手多く手順を踏みながら攻略することになります。

アモスなしで出来る限りの工夫。

中ボスは分裂するスライムのようなやつ。とりあえず大量のブリザドを投入し囲って凍らせ、リンクの剣で斬りつけるを駆使して戦いました。

そしてとうとう追い詰めた大ボスの雪男。

やっぱり兄貴じゃねーじゃねーか!

「フリ"ブレイズ"」という名の通り氷による攻撃と、炎による攻撃2種類を使い分けてきます…が特にここまで来たゼルダにとって、これぐらい何ともありません。ここからは天誅の時間だぞ。

フリブレイズ…コンデ達と似たような種族ですが、角が生えていませんでした。しかし、この無の謎のヘッドギアをつけるとバイキングのような雄々しいニセの角が生えてきます。

完全に同じ種族だと仮定すると、実は角が生えていないフリブレイズは、コンプレックスを持っており、この謎の兜をかぶることでそれを覆い隠していた…なんてエピソードができそうです。

それぐらいこの雪男たちの種族がどういうものなのかわかりません。自分たちしか生活圏にいなければ「我々は●●族」という所属意識も目覚めないですもんね…。コンデから見ればゼルダもトリィも等しく「小さいひと」なので、やはり謎。UMA。

コンデが元気出したし、細かいことはいっか。

次回…??

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