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雑感|【ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム】⑪暗い大地の底に棲む


ティアキンプレイ記⑪

(ネタバレあり)
ゼルダシリーズ最新作ティアーズオブキングダムのプレイ記十一回目です。ネタバレにはお気をつけください。今回は、因縁のヤツらとの戦いをまとめて書いていきます。


1|イントロダクション − 地下へ…

ハイラルの天変地異とともに各地に現れた大きくて深い穴。そこからは禍々しい瘴気が溢れ、触れた者は体力を奪われます。

今作からプルアの助手として登場した、ジョシュアを中心に地底の探索隊が組まれ、日夜研究が続けられていました。

リンクも当然その探索に力を貸します。そして、その先で思いがけない人物と再会を果たし、その結果、望んでもいないのに再びハイラル全土でヤツらに追い回されることになりました。


2|アンダーグラウンド − 表と裏の二面世界

驚きました。何がって、地上と同じぐらいの広さのマップがもう一つあるのです。今作のメインは空だと思ってたので、ユン坊の記事でも触れましたがこれは嬉しい誤算。

最初に降り立った時は単なるだだっ広い平原と思いきや、大地の起伏は多く、実は地上と地下の地形の大半が対応しています。地上が地下の、地下が地上の探索のヒントになっていて、珍しいものを見つけたらその対応するポイントは何がある?と調べるための導線として機能しています。

その最たるものが…地底にある大神殿。随所にゾナウ文明の建築技術が見られ、天空と地底のつながりが感じられます。

その先で待っていたのは…

あ、おなぁりぃ~。

前作で穴に突き落とした結果、こんなところで結構苦労していたご様子。イーガ団とコーガ様はゼルダたちがハイラル城地下を調査する前からこの地下に住み着き、リンクよりも遥かに上手?にゾナウギアを使いこなしています。

予期せぬ再会の後、リンクの最後の右手パワー、「ブループリント」が開放されます。これだけ普通の単語なんだよな…。


3|メモリアル − 格安昇降機もこれ一本

ブループリントはその名の通り、設計図でウルトラハンドでクラフトしたあらゆる合体物を記録しておけます。

効果範囲内に、設計図として覚えさせた合体物(例えば車)と同じパーツがあるとウルトラハンドを使うことなく、それら全てを設計図どおりに自動でくっつけてくれます。

しかもそれだけじゃないんです!

設計図と見比べてその場に足りないパーツが有る時、ゾナニウムを消費することでその足りないパーツを補って組み立ててくれます。これは革新的。

使い方わからなくてェ…コログは流されちゃってェ…

なんなら、ゾナウギアなど何もないところから四輪車などの移動手段を生み出したり、即席の足場を生み出したり出来ます。

無からゾナウギアが生成されればそのゾナウギアも、他のものとつなぐことは出来ませんが、その機能は失われず利用できるというのが良いですね。

基本は自分が作成した物体が設計図として記録されますが、他人から新しい組み合わせや作り方を教えてもらうことが出来ます。

ゾナウ文明の建築とともに地底に沈んだであろうゴーレムたちと、地底に拠点を構えるイーガ団達(のノート)です。

特にコーガ様の命令に従い、ゾナウギアの研究を行っていたイーガ団たちはその驚くべき探究心と技術力を持ってウルトラハンド無しで様々な攻撃兵器を生み出しています。

イーガ団拠点はいつだって世紀末。

地底イーガ団団歌 ~土くれの我ら~ より

こんなのいつ使うんだ…というものから、ちょっと長い距離を移動したい時に便利な乗り物まで。彼らの発想力は、人によってですが非常に参考になるかもしれません。

一輪車とか思いつきもしなかったわ…。


4|アポカリプス − 幹部候補に転職しました

イーガ団の拠点はどこだって世紀末。

ヤツらはリンクのためになんだってしてきます。

姫との再会に喜ぶリンクの図。

当然といえば当然ですが地上にも点在します。しかも、勇者にまつわる重要な地点ばかり。「はじまりの台地」を見かけたので久しぶりの我が家の感覚(ハテノとイチカラとここ、で三回目になります)で訪れてみると、そこには招かざる客がいました。

不法占拠により退去をお願いします。

拠点以外にもはじまりの台地はいたるところにイーガ団が得意の変装して活動しており、リンクに話しかけられるのを待っています。

ただ思い出の地に帰ってきただけなのに…

拠点を制圧すると捉えられていたデザイナー?を助け出せ、そのお礼に衣服をもらえます。3つある拠点それぞれで別々の服のパーツを作成させていたようです。3つ集めることができると、なんとイーガ団になれちゃいます。

防御も紙っペラ並み、同じ効果のシーカー族の方がいい性能なので一体この服になんの意味が…とりあえずカカリコ村やゲルドの人の前で着るとものすごく嫌な顔をされます。いえいえ、これが主な使い方ではありません。

フルセットで着ておくとイーガ団と誤認させる効果があり、これを着ることでイーガ団と交流できるようになります。そしてそれは幹部候補の入団試験の鍵となります。

はい、前職は王宮付きの騎士をやっていました。

意外とわかりにくい場所にある石像に、それぞれバナナを供えるという、前衛的な試験ですがこれを果たすことでリンクもついに役職付きのポジションを得ることが出来ます。


5|ネバーギブアップ − コーガ様は何度でも

イーガ団をイーガ団たらしめる存在、それがコーガ様。前作で地底に落とされたコーガ様は、リンクの行く先々、地底の各地を転々としながら、ゾナウ文明のオーパーツをかき集めていきます。

コーガ様だけは一発で変装を見抜く。

やってることはそれなりに悪道を進んでいるため、心置きなく倒すことは出来ますが、どこか憎めないコメディ担当感は健在です。

4度ほど戦う羽目になりますが、ゾナウギアをある意味正しく使いこなして攻めてきます。

戦車、飛行機、水上ボートと毎度大胆な改造と攻撃性能を搭載しており、流石頭領、たとえリンクに奪われても回収する忍術?があるのが憎らしいですね。

4戦目の最終決戦で、ヤツラの目的を語ってくれますが割りと想像通りなのでそんなことはどうでもよく、やっぱり最後の大舞台は電流爆破マッチです。

あっちのほうがかっこいい気がする…。

本気のコーガ様らしく、殴り合いに搦め手を混ぜてくるので一筋縄ではいきません。こっちもそれぐらい改造させてくれ!

とはいえ、一度見た展開。持たざる者なりにきちんとワンツーパンチでリング端まで追い詰めて倒します。

また次回~。

ついにガノンの居場所がわかりました。というよりあそこからずっと動いていないようです。ゼルダも首を長くしてまっていることですしそろそろこの因縁に終止符を打ちます。


次回は、ガノンドロフ戦です。

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