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雑感|おぽのぽのVS.対戦ゲーム

オンラインと向き合う回


<対人戦がメインのゲームは難しい>
ゲーム感想文を書き連ねていく中で、なかなか書くのが難しいのが、掲題の「対人戦がメインのゲーム」です。

それには理由がいくつかあって、相手の名前が映っててスクショが載せづらいとか、環境が変わって情報鮮度が落ちやすいとか、実力が伴っていない時に感想述べるのか憚られる(気がする)とか、そんなゲーム本体よりも周囲の状況に左右されやすいと言う点が主です。

でも、語りたいことはあるんですよ!

今回は対人戦の中でも、かつておぽのがじっくり遊んでいたタイプのゲームをいくつか挙げたいと思います。


1|Splatoon,Splatoon2,Splatoon3:

<イカしたヤツになりたいな…>
カジュアルシューターといえばやっぱりこのシリーズ!インクをぶちまけてその広さを競い合う4対4陣取り合戦、他にはないゲームルールが特徴です。

今回のテーマを書くのに思い至ったのが、先日行われたグランドフェスですよ。

ゲームルールの唯一性にも惹かれるんですが、それよりなりより、このシリーズで一番スキなのが「世界観」なんです。人類が滅んだのちイカとタコが地上の覇者になってるわけですが…バックボーンはいいから、ブキにフクに街に目を向けてくれ!

細かなポスターやちょっとした汚れ、きらびやかなセンター街とその外れにある怪しい施設。都会にやってきた時の熱気というか、ゲーム内の文化の作り込みがすごい。

一定間隔で開催されるイベント戦の代表が、『フェス』って名前なのもいい。お祭りなんですよね。そしてこの間のグランドフェスは、大規模な音楽フェス。1〜3で登場した音楽ユニットが勢揃いして会場を盛り上げる様子が感無量。

もっといい写真納めておけばよかった。

ゲームの方は1の時代から遊んでは途中でやめて遊んでは途中でやめてを繰り返してました。

よく使っていたのはプライムシューター系、スクリュースロッシャー系、ラピッドブラスターエリート系。この間始めて触ったフルイドVもなかなか。ブキである銃の形状がいわゆる“武器”ではなく、何かしらの道具や玩具を模しているのがいいですよねぇ。


2|Dead by Daylight:

<いっつも誰かしら不機嫌>
非対称対戦ゲームと言うジャンルを明確に定義した、1対4のホラーゲームです。殺人鬼となって4人の生存者を追い回すか、生存者となって殺人鬼の手から逃れるか。

鬼ごっこ✕かくれんぼだよって軽い説明をされることも多いので、殺人鬼には圧倒的な力があると思われがちですが、実際そんなことはなく…。

チョコマカと動き回る生存者をしばき倒し、生存者を動けなくしたら今度は脱出させないためにゲートの発電機を止め、と遠出をしていたらいつの間にか生存者が逃げ出してたから追いかけ直して…という、ワンオペケイドロをすることになります。

うまく作戦がハマったときはどっちの陣営にしても楽しいんですがね。おぽのは奇襲大好きなのでレイスを使ってました。骨の鳴子は手放せません。ただメメント・モリが格好悪いので格好良くしてくれ。

バランス調整にアップデートが今もなお繰り返されていて、多分おぽのが遊んでたときよりだいぶ変わっているはず。ただド下手&メンタル豆腐なので配信サイトでゲーム実況されてる方の動画を見るのが一番好きかもしれないです。


3|Escape from Tarkov:

公式サイト:https://www.escapefromtarkov.com/

<Опачки…>
北方の架空の都市Tarkov市へ潜入し、目的を果たして脱出を目指す、PvPvE(自分以外の人間とNPCは全部敵だよ!の意)のハードコアリアルFPS。

正直めちゃくちゃ難しいゲームです。難しいけど楽しい。

単純な脱出だけが目的ではなく、NPCからの依頼を達成するためにアイテムを持ち帰ったり、特定の場所を探したり、ライフルにスコープつけないではるか遠くの敵を撃ち抜いたりします。

何よりも死んだら装備したものがほぼ無くなる、というシビアさが売り。

このゲームの醍醐味は打ち合いよりもレアアイテムや装備品を探すという物を漁る行為にあります。不運にもミッション中に倒れてしまったら、他のプレイヤーに漁られることはもちろん、NPCも何かしら奪っていきます。

そんな奪って奪われての世界。

傷の回復がFPSによくある時間回復じゃなくて、ちゃんと症状に合わせた医療品を使わなくちゃいけない細かさが好きです。骨折したなら添え木を、出血したなら凝血剤を、痛みが止まらないなら鎮痛剤を飲み、のどが渇いたら水を飲みます。

本来なら面倒な要素なんですがい~い緊張感を生むんですよねぇ、これが。ただ遊んでる自分自身の精神は見る見るうちにすり減っていきますが。


4|ポケモンユナイト:

<MOBAという魔境>
ええっ!?ポケモンでMOBAのゲームが出るって!?と衝撃を受けた勢いで1年ぐらい遊んでいた『ポケモンユナイト』。

MOBAというのは、5VS5の対人特化ストラテジーゲームで、近い言い方をすると陣取り合戦です。相手の陣地まで押し込んだ方の勝ち。というゲーム。

盤面に10人の人間の思惑が交差するせいで、リアルタイムの対応を求められる複雑だけど面白いチームゲームです。で、操作するキャラがポケモンというのが最大の特徴にして長所。有名どころよりカジュアル寄りに作られていた印象ですな。

ポケモンのコスチュームチェンジができるのもいいところ。

本編にはできない着せ替えがこのユナイトならできる!!基本無料、一部は課金だけど!!!一年しかやってないので、今の環境にはついていけないでしょうが、よく使っていたのは画像の通り、ヤドランです。タキシードヤドランかわいい。

他はカイリキー、ピカチュウ、ゲッコウガ、アローラキュウコン、プクリン、ハピナスなど。このゲームルールはキャラクターかぶりができないので、使いたいポケモンが他の味方にとられてしまうと、他のキャラを使わざるを得ません。だからこそ手札は多い方がよい。

強くお勧めできないのはルールが複雑なのと、心が傷つきやすい部分があるというところでしょうか。


5|カルドセプト3DS,カルドセプトリボルト:

<続編を待ちぼうけ>
カードゲーム×ボードゲームというジャンルですが、つたない説明をすると、スゴロクをしながら止まったマスを自分の所有地とし、相手から通行料をとったり土地に投資したりしながら、所持金を目標に先に到達させた者が勝ち、というゲームルールです。

モノポリーや『いただきストリート』シリーズをご存じでしたら、そういう感じかと思っていただければ。

そこにカード要素が加わって、相手の土地を奪ったり、相手の行動を妨害したり相手から守ったりができます。このカードの山札を作る作業が楽しい。一生悩んでいられるレベルです。

相手の土地を侵略しまくる構成にしようか、さっさと目標金額に到達する構成にしようか、魔法カードで相手を翻弄してやろうかと、プレイヤーによって千差万別。

戦闘ルールも極論足し算引き算なので難しくない。スゴロクとカードの引きの2種類の運があるので、運命の女神の理不尽さを感じるぐらいです。

おぽのは攻めるのが好きで、ガルーダデッキ(同じ属性がいっぱいいると強くなるやつ)や、デッドウォーロード(侵略する側が強くなるやつ)のデッキを作って遊んでましたね。

ただ3DS版だと結局、地属性の展開力に負けちゃうし…リボルトだと侵略が多発してコンセプト利用されることが多々ありました…。戦って微調整してまた挑戦、というのが楽しいですが勝てなきゃ面白くない。上に行くには結構つらい道のりだよなぁ。

リボルトが出て以降ずっと続編を待ってるんですが、全然音沙汰なくてつらい。


おわりに

書き連ねてうすうす気づいていたのですが、オンラインのゲームって結構「勉強」が必要になりますよね。スキルの効果、相性のいい技、相性が悪い相手、今の人気の戦略…たいていの人が躓く要素がたくさんあります。

それらを取っ払った「桃鉄」などがみんなで集まってワイワイ遊ぶのに人気なのもうなずけます。

見てるだけでルールが分かる、はオンラインゲームが盛り上がるのに重要なんだなぁ。Splatoonシリーズも割と「見ただけで分かる」「戦いは苦手でも貢献できる道がある」って思想で作られていると思っています。

ゲーム感想を述べる時は外的要因で書きづらい、と最初に書きましたが、まさしく「面白さの伝わりにくさ」というのをどの対人ゲームもはらんでいるように感じています。遊んでみるとすごく楽しいものばかりなのですが、その第一歩が難しい。

「対戦ゲームの伝え方」はまだまだ模索中です。

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