雑感|【ゼルダの伝説 知恵のかりもの】③勇者の軌跡を語ります
知恵のかりものプレイ記③
(ネタバレあり)
最初のダンジョンを無事クリアし、勇者の剣を手に入れ、好調な出だしのお尋ね者ゼルダ姫です。
トリィの力によって「無」に取り込まれていた、土地や建物や人々が元の場所に戻されていきました。その「無」の中にいたハイラル王宮に使える文官の「サダリ」大臣や、ハイラル城脱出の折にインパから頼るように言われていた「ルーベリ」も救出され逃亡生活から逃れられる兆しが見えてきたところです。
そんなこんなで今回はその先、トリィが世界を見渡した時に発見した大きな裂け目のうちの一つ、ゲルド砂漠に向かいます。
1|逃亡つつ世直し生活:
<ハイラル兵の追手は全く来ない>
さて…前回書ききれなかったことをダイジェストでまとめてしまいました。このハイラルはそもそも神隠しといって人が消える事件が多発していたのですが、事件解決のためにハイラル中を駆け回っていたのがリンクだそうです。
そういう自分が知らないところのストーリーの断片が語られるの大好き。
今のゼルダは逃亡中の身でありながら、
・行方不明の本物のハイラル王たちを探す
・各地にできた「無」への裂け目を閉じる
・「無」に飲み込まれたリンクを探し出す
の3つの使命を託されている状況にあります。人手が足りなすぎる。
それもこれも主役であることの宿命ですね。お役目をはたすべく、ゼルダ姫はミナミノ村を北上してハイラル平原へと足を踏み入れました。
裂け目は二つ。ゾーラ族の住む北東のジャブール水域、もう一つはゲルド砂漠です。説明を聞いた感じどうもゾーラ族の方に先に行ってほしそうな雰囲気…。
よし、ここはあまのじゃくを発動させて、先にゲルド砂漠へ行きましょう。
ゼルダの伝説シリーズにおける「ゲルド族」は100年に一度男子が生まれるぐらいで、基本的に女性しかいません。これまでの作品でも、男性であるリンクは特別な許可がない限り追い出されたり捕まったりしていました。
しかし今回はゼルダ姫。いつものクダリがカットされて、いきなり友好的に接してくれるはずです。
思っていた通り、いきなり殴りかかってこないゲルド族の戦士たち。というよりそれどころじゃなく、ゼルダが救出されたあの日を境に、ゲルド砂漠では魔物であふれかえってしまうようになった様子。
戦士たちはその対応でヘトヘト。熱い中で戦ってんだからそりゃねぇ。
2|勇者の影を追って:
<リンクならそうする>
ゲルドの街を目指して砂漠をさまよう最中、魔物の「無」から出現した魔物に襲われるゲルドの戦士を発見。聞くところによるとこの「トーナ」という人物はゲルド兵士長で、自ら前線に立って魔物問題を解決して回っているのだとか。
偶然にも彼女はゲルド族長の娘で、次期族長を有望視されている人物。いきなり良縁に恵まれましたな。彼女の招きで堂々とゲルドの宮殿に乗り込むゼルダ姫。
まぁ逃亡中とはいえ、こっちはロイヤルな身分だから物怖じはしなくてよいよね。…顔を隠していると言えゲルド族長は、こっちの正体に気づかない…??面識ないのか…?
すごい怪しまれた上で、「無」への裂け目を閉じる力が本物であることを証明するため各地の裂け目を閉じることに。それぐらい朝飯前ですわ。
ゼルダは砂漠を駆け回りました。砂漠の魔物を討伐し、飲み物(スムージー)を差し入れ、墓参り代行サービスを行って、ついでに変な人にも出会いました。色んな事がいっぱい同時に置きましたが、いやーいい仕事しましたね。
……裂け目消せてないじゃない!!
自分を推薦してくれたトーナに申し訳ない気持ちになりながら、族長に平謝りの覚悟のゼルダ姫。その顔色は設計ミスを見過ごしてしまった会社員を彷彿とさせます。
どう言い訳をしようか迷っているところ、砂漠の異変を告げる使者が駆け込んできました。曰く、ゲルドの神殿跡に広がっていた裂け目が急に大きくなりあたりにいた兵士を飲み込んでしまったとのこと。ナイスタイミング。九死に一生を得ました。
腕の見せ所、否、知恵の見せ所。ダンジョンじゃない「無」などはサクッとクリアしてしまいましょう。
あまりにもサクッとクリアしてしまったせいか、これまでゼルダのやることなすことを否定していたファセットも大焦り。さらにこの「無」に囚われていた"本物"のファセットが救出され事態は一変しました。
これまで宮殿にいたファセットはニセモノ。しかし身近な人も簡単にダマし通せてしまうので、ニセモノのコピー能力は厄介ですね。
はて、本物そっくりの偽物を作る能力…??何かと似ているような…。
3|ゼルダ軍は強化中:
<そのカリモノ、4つも必要?>
ゼルダの力を信じてもらえたお陰で、一番大きな裂け目への道を開いてもらうことができました。トーナとの約束もようやく果たせそうです。
裂け目へ飛び込んだ先はゲルドの聖域の「無」。砂と風のギミックが満載です。そしてここダンジョン特有のギミック、「像」。スイッチ押したり謎解きに欠かせない特殊な形の像です。「蛇」「鷹」「象」「猫」の4つあり、カリモノとして覚えることで謎解きができるようになります。
幅1マス、奥行き1マス、高さ2マス、コスト1の観葉植物と同サイズ…。いや多くない…?さすがに同じ機能のデザイン違い4種類は多くない?
困惑しながら奥へと進むと出会いました。
今回は弓を使って距離をとって戦うご様子。前回と違ってこちらも戦力をそろえてきています。ゼルダ軍をなめないでもらいたい。
今回は棍棒ブタブリンLv2が大活躍。矢など盾で防いでしまえばどうということはない。姫は囮として逃げ回ってました。
難なく倒すと前回と同じく弓をゲット。勇者の力を借りて姫がどんどん強くなっていきます。主に武力方面で。
ボスへの道もそこから意外と長く、今後のダンジョンも少しずつ複雑化していく予感があります。
ゲルドの聖域に住まうのは「モグリフォン」。二つ名とかないのかな…"電撃旋回虫"とか"蘇生古代獣"みたいなやつ。
見ての通りモグラですが、名前の通りグリフォン要素があるので空を飛びながら突撃してきます。それを防ぐのがこちら…
4つの像です。お気に入りの像でボスの動きを止めよう!!
序盤のダンジョンなので謎解きは簡単…なんですが…一か所だけ気づかず苦労した場所があります。扉が一切ない空間に宝箱がポツンと一つだけおいてある部屋が存在するのですが、そこへの入り方で頭を悩ました。ピッティの存在忘れてたよ…。
次回、暗雲立ち込めるゾーラの里。