雑感|【ゼルダの伝説 知恵のかりもの】⑤実家返してもらいます
知恵のかりものプレイ記⑤
(ネタバレあり)
国内逃亡中のゼルダ姫は、トリィが見つけた大きな裂け目2か所を閉じることに成功しました。これまでの道中で、ハイラル王家に使える右大臣と左大臣(たぶん)のウギとサダリを裂け目から救い出しましたが、肝心のハイラル王、そして緑の剣士リンクの行方は分からないまま。
残る手掛かりは、初めにできたハイラル城の裂け目のみ。逃亡中の姫が自分の帰る場所を求め、いざハイラル城に乗り込みます。
1|ハイラル城も無:
<実は平屋のハイラル城>
はい、敵のほうが一枚上手でした。合言葉を言えってさ。そりゃね…乗っ取ったらまず先にすることは乗っ取られた人たちが元に戻れないようにすることだもんね。
ゼルダの知恵でなんとかならないです?とかなんとかまごついていたら、ハイラル城に広がっていた裂け目がさらに大きくなるアクシデントが。それに乗じてハイラル城下町に立ち入り、裂け目の入り口を探し出します。
無事ハイラル城下町の無へ突入。にしても昔からハイラル城は敵に乗っ取られがちだなぁ。ん?ファンタジーの城は大体そうか?それも大概が、外部から攻め落とされるんじゃなくて、クーデターみたいな方法で内部から奪われがち。
そんなわけで通算何度目かの敵の手に落ちたハイラル城を駆け抜けていきます。
序盤も序盤にウロチョロしただけで、まだしっかり中は確認してなかったのよなぁ。城っていうからきっとこれまでと比べたら広いマップなんだろうなぁ。
ハイラル城の上の部分は何なの?!見栄!?
あっそういえば今思い出しましたよ、ゼルダの部屋って確か1階にありましたよね?一国の姫の扱い方、それでいいと思ってるんですか!?研究家のゼルダ姫は高いところに自分自身の研究室まで持ってたんですよ、歴代でもおそらく知恵者であるこの世界のゼルダにもそれくらいですね…
………
いったん落ち着きましょう。とりあえずハイラル王を救えたとしたら、一言言ってやりたいことができました。あと手配書の件も。あの絵の下手人を探さなくては…。
2|仮初のボス:
<実はヤリブリン説>
ハイラル城にて。玉座の門番をしていたタートナックLv2を倒し、奥へと進むとようやく自分の父親であるハイラル王を見つけることができました。
玉座の間には秘密の抜け穴があり抜けた先は、懐かしき、最初にこそこそ逃げ回ったハイラル城の地下通路へと通じていました。あの時できなかったルートでずんずんと進みます。だいたい水のかたまりで解決。
奥へと進むと、かつてゼルダが囚われていた牢にインパが収監されていました。このインパなら牢屋ぐらい簡単に抜け出せたでしょうに…。
それをやらないのは自分が捕まっていることで、ある程度の警備兵の目を自分に向けさせてゼルダ捜索を鈍らせる、とかそんな目的があったり…。なんて深読み。
道中手に入れたカエルリング。ジャンプが0.5マスから1マスの高さまで跳べるように。これからはこれが外せなくなります。…ジャンプに関係するなら、アンクレット(足飾り)な気がするんだけど、指輪なんですね。
もう便利にもほどがあります。つけないと冒険に支障が出るレベルです。それからというもの、軽やかに駆け回り、くるくるとスピンしながら踊り舞うようにハイラル城を攻略していきます。今回のボスなん、何が来ようと一ひねりですよ。
さてさてボスは…
待ち受けていたのはリンクに倒されたはずのガノン。しかし奴はあの時倒されたのではなく、トリィの推測によると何者かのカリモノなんだとか。
ん、ということは…ゼルダがトリィの力で出しているブタブリンと原理は同じ…ってこと?
カリモノにはカリモノをぶつければいいんです。どうせ初戦で攻撃を見切った相手、こちらはトリィのカリモノ「鉄球兵士」、そしてリンクから借りている剣を掲げて、リンクの代わってガノン討伐を果たします。
3|勇者を救う旅:
<知ってるようで知らないワード>
倒して安心したのもつかの間、突如としてボス部屋の壁を破って謎の黒煙をまとった腕のようなものが飛び出してきます。あわや第二戦か、と思った矢先…
無に飲み込まれたはずのリンクが、こん棒一つで敵を撃退。しかも今度は敵対するニセモノではありません。はっきりと動いているあの時のすご腕剣士です。
そんなこん棒一本なんて縛りプレイみたいなやり方でずっと無の中を戦ってたんですか…。
えっ客観的にみるリンク、超カッコよくない?そっちの『ゼルダ』もやりたいですがどこで出来ますかね。
再開したのもつかの間、お礼も言えないうちにリンクはゼルダの時のように謎の水晶にとらえられて闇の中へと連れ去られてしまいます。ゼルダはそのままトリィの力のより無を脱出。
ハイラル城はついに元通りとなり、ゼルダもようやく帰還します。そこには、玉座につくハイラル王の姿。ようやくすべての誤解と再会を喜ぶことができました。いくらかの憂いもありますが、だいぶ疲れたので今回は休むことに。
翌朝、玉座の間にてハイラル王と二人の大臣、インパにルーベリと主要な人物勢ぞろいでゼルダの帰還を喜びます。しかし、事態はそう丸くは収まりません。
再びハイラルの各地に謎の裂け目が出現、今度は「フィローネ」「オルディン」「ラネール」の3つの地域に現れたのだと、兵士が報告します。
それぞれが古の三女神にゆかりのある地。三女神が残した"大いなる力"が秘められた地であり、これらの地域にピンポイントで裂け目が現れている以上何者かの意図が働いていることは明確になりました。剣士リンクの行方も気になります。
三女神、"大いなる力"ときたらもう「トライフォース」であることは間違いないでしょう。その力には"姫巫女"と"勇者"の力が必要だとか。
えっと…ひめみこ?なにそのよくばり職業…。勇者はわかります。ただ姫巫女は初耳です。姫であり巫女。
うろたえながらも新たな使命、"勇者"リンクを救う手掛かりを探しながら、3つの裂け目を閉じる旅が始まります。おまけに、旅の装束をインパがまた用意してくれました。
姫巫女、というぐらいなので巫女服みたいなのをイメージしてたら、ノースリーブ+ポニーテール+手袋のスタッフインパがゼルダに着させたかった衣装のような服がお出しされました。
次回、ハイラル平原から