デリバリー古楽 in 直島ホール |5/30レポート
デリバリー古楽が香川県内で浸透してきましたように思います。
そんな中、去年からご縁のあった直島ホールで島民有志によるコンサートを企画していただきました。お客様は島民の方30人限定。
ポスターは作らず、1週間前に告知。口コミだけで集まりました。
デリバリー古楽 in 直島ホール 当日、使用したガイドラインはこちら。
この企画を実行するかどうかは慎重に検討しました。開催を決めたおおきな要因は、5月23日に香川県でコロナで入院していた人が退院し、その後も感染者ゼロが続いていたこと。そして、お客様は全員直島の島民であったこと。不特定多数の人が集まる密を避けることができると判断しました。
そして何より、この直島ホールの設計です。写真の通り、おのずと換気がなされる自然空調をとりいれた、コロナ禍でもイベントができるような設計。南から気持ちのいい風が吹いてくる空間です。
設計された三分一博志さん、さすがです。
しっくいで作られた天井のおかげで、音響はまるでヨーロッパの教会。バッハの無伴奏パルティータがとくに気持ちよく響きました。
また、島民ボランティアの方たちが入場時の体温測定、また手のアルコール消毒などもお手伝いしてくださいました。心より御礼申し上げます。(写真はNGとのこと!)
そして、この演奏会の模様は、KSB瀬戸内海放送さんが取材してくださいました。近日中に放送されるとのこと。丸一日お付き合いいただき、ありがとうございました。
6月1日から全国的にイベント再開の動きが見られると思います。感染症対策をきっちりして、安全第一で芸術活動を再開していきましょう。
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