人見知りねこ
私の実家にはねこが2匹いる。
ピカケとウルペである。
2人とも子猫時代から育てており、
私を含めた家族にとても懐いていた。
しかし、私が一人暮らしを始めて数ヶ月後に実家に帰った際、
ウルペはガチで私の存在を忘れていた。
ウルペは、めちゃくちゃな人見知りねこなのであった。
家族以外の他人が家に来るとすかさず押し入れに隠れてしまい、その人が帰るまで一生籠城して出てこない。
私に対しても例外ではなかった。
ウルペは母親のことがめっちゃくちゃ好きなので、母親に対しては「にゃ~、、にゃ~!」とめちゃくちゃ可愛い声で鳴いているが(その姿も私は今や動画でしか確認できない)
私に対しては押し入れの奥から丸い瞳で見つめながら「ふるるルルゥゥゔうううゔ~~↑」という声しか出してくれない。。
切ない。
けど数ヶ月ほど離れただけで家族のことを忘れてしまうあほさでさえ愛しい。あほあほぱいねさん(意訳:あほでかわいいさま)すぎる。。
そしてウルペは、マンションの廊下の足音や話し声、母親のテーブルのセッティングの仕方などで家族以外の他人の来訪の気配を察知し、いち早く押し入れに隠れるので、あほあほかしこぱいねさんでもあるのだった。。
#猫のいるしあわせ