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ヨーロッパ周遊 プラハ国立オペラで働く人たち

ヨーロッパに住んでいると簡単に外国に行けちゃうので、せっかく住んでいるなら色んな国に行きたいという思いはありました。
というわけで、格安航空を予約してプラハに行った時のお話。


日本人のソプラノ歌手がプラハ国立歌劇場の専属歌手をされているのですが、その方に会いに行くためにプラハ旅行(貧乏旅行笑)を計画したのでした。

私がプラハを訪れたのは丁度クリスマスシーズン。プラハのクリスマスは本当に美しいのです✨




プラハに着いたその日に彼女が出演していたオペラ「魔笛」を観劇しました。
プラハは本当にオペラが盛んな町で、公演数が圧倒的に多く驚きました!プラハ国立オペラというカンパニーは3つの大きな劇場を持っていて、常に何かしらオペラを上演しているのです。プラハ市民もオペラが大好きなのですね。

エステート歌劇場
魔笛



プラハではほぼ毎日オペラを観劇しました。
チケット代も安い!!!劇場はとても美しい!
ラ・ボエームと、悪魔とカーチャというドヴォルザークのオペラを観劇することができました。

モルダウ



さて、プラハ国立オペラの様子を知りたく、プラハのオペラ歌手の働き方を伺いました。

歌手の働き方には、劇場(カンパニー)に所属して専属歌手として働く方法と、フリーランスで公演ごとプロダクションごとに契約して働く方法があります。専属システムはどこの国にも存在するわけではありませんが、チェコのプラハでは専属システムが存在します。

彼女はチェコのドヴォルザークコンクールで入賞したことをきっかけに、劇場支配人から出演オファーがあり、プラハで歌手として働くことになったそうです。はじめはフリーランスとしてプロダクションごとに契約していたそうですが、次第に出演回数が増えたことで、専属歌手として働くことになったとのこと。自分が好きな歌を歌って生活していけることが幸せだと仰っていました。
ヨーロッパには素晴らしい日本人の音楽家がいるのですね。

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