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チョー疲労的思考

特別チケットで少し歩いてイタリアンのお店に行った。
昨日の時点では 今回は肉を食べる気満々で行く予定だった店の情報を 一応 確認したら2日前に予約必須とあって。。。。。やってしまった去年もこのパターンで飲みたくもないワインをテイクアウトした記憶があるのに自分にはこういうとこがあると多分もう何十回も思ったりしてるはず。

しょうがなく急遽店を探しなおし、あるお店を見つけた。今回は予約必須と無かったので大丈夫だと思ってダメならスーパーで半額ハンターしようと思ったら 予約は要るんですけどまぁ大丈夫ですよと気乗りしない返事が愛想笑いもなく返ってきて少し悲しくなったがいや、これは己のせいじゃないか でもなシュン・・てなった。
其のあともオープン直後だったので私だけで なんか悪かったなぁ・・って感じの空気に飲まれて喉の奥が詰まってる感じで空気も薄く感じて
(そう思う人いないかな こうなっちゃうひと)

苦手な食材とかないですか?と聞かれた時
「うわ。絶対いいお店じゃん」と心の中で叫んだがリアルでは元気が無くて
ちっさいこんまい声で あ、大丈夫ですぅ・・・と空気に半分溶けた声を発した。
ザクロジュースを頼むと想像以上に甘くて あ、これ結構砂糖入ってる系かな?と思ったがあとできた女性二人も頼んでて コレオイシー 砂糖も入ってない100パー ストレートナンデスヨォと聞こえてきて 欲しい情報が時間差で得る事が出来た。(タイトル回収中)

最初に出てきた前菜の盛り合わせが見た目も華やかで
かるく炙ったカツオと 白身魚のフリットと ストッパ・・じゃなくてホルモン・・ハチの巣・・なんだっけ トリッパだ。
牛の胃袋のマリネでした。

トリッパは白くてきれいで洗っただけみたいな感じの
それにキュウリ、トマト、ニンジン、紫玉ねぎのスライス
味付けはオイルとハーブソルトとちょっとビネガーのあっさりさっぱりのマリネ味にトリッパがもちもちした触感 ぐにゅぐにゅともいうが
夏に爽やかでシンプル美味しく心が震えた。

二種類目の分厚く切ったカツオ二切れの下にクスクスと燻した香りのする
クリームとトマトと見た目がカイワレのちょい大き目みたいな
葉っぱが添えられていた。

クリームの正体が知りたくてすんごい味わったけどわからなかった。
酸味も少しあったけど不思議な味だった。でもカツオと合ってた。

最近見た海外旅行動画にクスクスが出ていて小麦粉っぽい味?って言ってて
正体はわからないまま どっかの国で主食として食べられているものだったかなと思い出しながら私は初めてだと思いつつ味わった。
アクセントっぽい感じで楽しく味わえた。

白身魚のフリットにはモッツァレラっぽいチーズと夏野菜のラタトゥイユと
バルサミコ酢が重ねられてた。
このフリットが感動。衣が極限まで薄くてサクっと乾いたいい音をさせた後に白身魚が蒸された甘味をにじませながらほろっと勝手に身がほぐれて舌の上に着陸。そのあとまた甘味がじゅわあ。うんま!!!
まわりの塩を慌てて口に少し入れたら シンプル旨過ぎ。うわ~うわ~ってなってた。その時 こういう時酒なくていいのかも と 半分嘘つけとも 思った瞬間自分にツッコミもしたが なくても この旨さはずっと反芻したい だから酒があったら思い出の邪魔になりそうだ なんて わしゃなにもんやねんと思いつつ ああ忙しい。

一緒に出されたフォカッチャは今まで食べたものよりもバゲットのように外側がしっかり硬くてザクザクしつつ オリーブオイルとハーブソルトが少しかかってるというか浸されてるというか これ単品でもしっかり美味しかった。中はしっとり柔らかくてメリハリパンみたいな。w

次に出てきたのが 生まれて初めて食べましたがトリュフがわさーっとかかっている枝豆とトマトのパスタ。具材の色がキレイなのと 目の前に置かれた時の香りがすばらしくて思わず顔の前で仰ぐように嗅いでしまったぜ。

あとね、お皿も可愛かった フォカッチャのお皿は黒地に白のモロッコっぽい(違うけどなんとなくイメージ)柄。パスタのお皿はゲッケイジュじゃないけどお皿の縁にそってブルーと茶色の葉っぱがぐるっと一周してた。

平内面っぽいなんとかゆうパスタだそうで断面は楕円だけど葉っぱみたいに少しだけ角が出来る感じの楕円。調べたけどわかんねえ

ソースの味がなんだろ クリーミーなんだけどあっさりしてるしバターの味はしなかったけどしょうゆベースみたいなわけでもないし 量も味付け(塩加減)も丁度良くて。どうやってこの量がちょうどいいってとこに行きついたんだろとかど素人発想がいつまでも出続ける状況。(もうハァハァしている タイトル回収継続中)グルメぶって真面目顔ぶら下げて味わってるけど全然わかんねえ ただただうまぁああい とわしなんなんや・・と急な敗北感(誰と何してた)

そろそろデザートか?と思いつつ
豚の香草パン粉焼きが出てきた。 わー 
この豚がなぜか私 イマイチだったんだよな 少しケモノ臭が気になった。
ん?あたしがおかしいか?と思いつつ食べているとちょいちょい血が出てて
これが臭いのかな?って思ったけど 添えられてたルッコラとトマトとケッパーとオニオンの添え物をさらに刻んで一緒に食べると大丈夫だった。
揚げられた皮付きじゃがいももホクホクで周りの塩と頂きまして結構お腹は膨れた。

最後のデザートはパンナコッタにパッションフルーツを凍らせたものがトッピングされていてマンゴーソースも少し。それとエスプレッソを頼んだ。

このデザートも大変美味しい。
パンナコッタの優しい甘みとむっちりした触感と上にのったシャリシャリのパッションフルーツの真夏を連想させる華やかで爽やかな甘みと酸味、さらにパッションフルーツの黒い種がザクザクとした触感で3重奏を奏でていた。あ、マンゴーソースも入れると4重奏のカルテットか。

デザートも素晴らしかった。

んでイタリアンなら最終はエスプレッソだろとか思って飲んだら激ニガ!!!ノンシュガー珈琲くらいの気持ちで飲んだら 門前で腹パン喰らったくらいの衝撃 なめんなよって味でしたね。ごめんなさい。
ザクロジュースの甘味が砂糖だったらとか思ってたくせに エスプレッソの横のシュガー ざざざz---入れたよね。ヒィイイ 思いながら。

また行きたい。

次 ラム肉出していただけそうなタイミングで楽しんでみたいな。
その時もランチかな。

5000円のランチでした。

めっちゃ軽装で行ったけど なんか少しオシャレしていきたい気もしたし
逆に近所の人がフラッと行く感じもおしゃれだなと思ったり
近所じゃない癖に誰に対してのオシャレアピなんだよって思いつつ

ああ疲れたよ 色々考えすぎて。
ねえみんなってもっと脳内静かに飯食えるん?
わしうるさすぎて無理。




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