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妖露

酒とは私にとって都合のいい男のような存在な気がする
最近 彼は程よくわたしを擽り、わたしの気が済めば霞と共に姿を過去という時間に昇華していなくなる。

表現が正しいかわからないが 私の引き出しの中からひっぱりだして中からふわふわ出てくる言葉をのせる 日本語の計り知れない可能性と不確実なものにゆだねて綴る。

綴るって素敵な言葉だな 息子が生まれたら 綴 と名付けたい。


酒を言い換えるとしたら そういう言葉が無ければわたしは 妖露 と表現する。でも学びが足りないので今現時点ではこうである。

彼は私に自分の中にあるものと向き合わせてくれる。

一瞬話は ずれるが 真面目で繊細で日々の空気の香りや空の色など刹那に移り変わるものを感じ取ってしまう人ほど心が疲れやすいらしい

めちゃ簡単に言うと アーティストのような繊細な感覚を持つ人ほどメンタルが病みやすい 心が疲れやすいっつーことだ。

彼は私に自分の中にあるものと向き合わせてくれる に戻ろう。

日々わたしはなぜか我慢をしている 生い立ちの中でそれがデフォルトになってしまったようだ。簡単に毒親のせいだと 言う のは重ねていうが簡単だことだが。実はそれはただの言い訳であって、そういう事にも実は意味がある。私が繊細なのは(細かいものを感じ取るようになったのはという意味)親が(しかも両親)デリカシーのないガサツな性格であったために その中で成長していく中で反面教師のように培えた部分かもしれないし 少々はもともとの細胞がそうだったのかも知れない。

向き合わせてくれるのは普段我慢したり無駄な理性があるので職場のリーダーに「また今後もこういうミスすると思うから~~~~」と言われた時にあと2秒で「そんな言い方はないと思いますよ 決めつけじゃないですか 不愉快に感じました」と言いかけた。

心療内科でカウンセリングを月一で行う事になった

この言いかけたがやめたのは私が繊細であるからであり、この人のことを私はバカにしているのでこんな奴と同じ土俵で喋りたくないと思ったのがその2秒前に感じ、発言を却下した。
でも言って良かったんだ。
我慢してそれを正しかったと思うのは自尊心やなにかしら自分を正当化させるためのオートマチックな考えだと思う。これは実は狂ってしまっている部分だと言えるのではないかと思える。
言いたい事を言っている人を私は自分の様に繊細な人種とは真逆なデリカシーのない 保護者としか言いたくない 事実上は私を育てた両親と同じ嫌いな人種だと思うので

相手にしたくないと自分を守った結果だと思うがホントに守るのであれば
それは違うだろと思えば声高々に「違いますよね”!!!」って言う事こそ自分の存在を大事に、そして表現と訴えなど 当たり前に 怒っていい事なのだと今更に切なく思ふ。

彼と仲良くすると 動画を見ていても音楽を聴いていても絵を描いていても気が 大いに散る そうだ あれなんだっけ 急に思い出した あれなんだっけ あれすごい好きだったな 今どうなっているのかな 

具体的に言うと ゴロピカドン 好きだったな今もあるのかな サンリオピューロランドに連れてってもらった気がする 何県だったかな 一人でも行けるのかな ちちでかくなってきたな サルート欲しいな 戸川純って気になるけど没頭できない でもなんかどうにか吸収したいこの気持ちはなんだろ あいつまだシンガーソングライター名乗ってるんや フォロワー多いくせにイラストのいいね少なすぎるやん草 あ、あたしこの人の事嫌いなんだ バカにしてるんだ 私の方が上って思いたいのか だから友達にこいつどう思うよ 一緒にディスってくれって思ってるななるほど

など妖露の彼は 私を禅の手前の感情大放出の門の前に連れてってくれるのだ。


筋トレというかジムに通いだしてからお酒はよくないんだなって思ってストイックに拍車をかけていたが ダメだ 彼がいなくちゃ あたしは精神病院に入学しちまう

これがアル中の正当化する思想であると言われるのであれば
それはそれでいいし
もうなんでもいい。

一喜一憂させてくれる彼とは一生離れられないだろう








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