見出し画像

【いちご通信♯14】         親愛なるもう一人の私へ

 10月から専業主婦になり時間に余裕ができた。頂いた栗の皮をコツコツ剥いて栗ご飯を炊いたり、採れたての大根菜としらすで自家製ふりかけを作ったり、涼しくなったので手作りコロッケを揚げたり、3時には美味しい緑茶を入れて和菓子を頂くなどして、食欲の秋を満喫している。ストレスやご褒美で食べるのではなく、日々の食生活で「う~ん、美味しい!」と感じられることはとても健康的で大切なことなのだと思う。

 「ゆとりのある生活はいいな」そう感じながらも、何と!同時進行で求職活動も始めてしまった。思い立つと行動してしまう。ハローワークに行き既に職場見学に行ったり、面接の予定も入れてしまった。なんてこった、まるで泳ぎ続けなければ呼吸が止まってしまうマグロやカツオのようである。それで、ストレスや不安がないかと言えばやはりあるのだ。「この流れを進もう」と泳ぎ続けようとする私の中には、「大丈夫かな」「心配だよ」「不安だよ」と感じている私がいる。その不安を和らげるように自然とホ・オ・ポノポノの言葉を呟いていた。

「ありがとうございます」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」

親愛なるもう一人の私へ
私の人生はずっと君を不安な気持ちにさせてきたね。傷つけて、たくさん泣かせてごめんね。だけど君も時々怪獣みたいになったりするよね。でも今は君の声をちゃんと聴いているよ。これからは一緒に進もう。もう君を一人にしないよ。
そんな気持ちを込めながら・・・

 それからはポノポノの言葉だけに頼ることなく、不安を感じると思いつくことを自分にしてあげてみたりしている。今日は約束をしていた知人とランチをしてたくさんお話しをしてきた。お互いがお互いを必要としていたベストなタイミングのように感じられた。私は彼女からリラックスを、彼女は私から元気を受け取った。

 ちっぽけな私の心の平和。だけど、それはとっても大切なことで、世の中の平和は一人一人の心の平和からなのだと思っている。
そう、ジョン・レノンの「イマジン」のように・・・
心の平和が広がって、広がって、広がって
どんどん広がっていきますように。

いいなと思ったら応援しよう!