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第103話 さらばS字結腸⑥ 中締め


自身の備忘録として
腸の開腹手術のスケジュールの参考になれば

入院振り返り

1日目 尿管ステント設置
2日目 麻酔医問診
3日目 オペ(900-1600) HCUお泊り
4日目 安静
5日目 硬膜外麻酔終了 昼五分かゆ
6日目 点滴終了(栄養、痛み止め)昼全かゆ
7日目 導尿管抜去 昼普通食 睡眠導入剤
8日目 ドレーン抜去 尿管ステント抜去 
    シャワー(ドレーン抜ければ即日可能)
9日目 退院予定発表
10日目 血液検査
11日目 血液検査の結果により退院

開腹手術

お臍の上から恥骨まで正中線を縦に切開した。
長さは16センチ程か。
糸は溶けるので抜糸は無い。

1年のうちに2回目の外科手術なので今回は手術室の中を観察する余裕があった。
結構広い。現在入っている4人部屋くらいか?
中央にある手術台は狭い、小さい。
手術道具は患者から隠しておく?

手術室ナースは外来や病棟のナースに比べ目付きが鋭い。←思い込みかもしれない。マスクとかキャップしてるので目しか見えん。
きっと“出来る人たち”なんだろうね。

硬膜外麻酔の処置の時に動かないように自分の身体を押さえつけているナースの白い二の腕の肌のきめ細かさが気になった。
 おいコラ

硬膜外麻酔

硬膜外麻酔は相性が良かったのか、術後の痛み管理が非常に上手くいった気がする。
苦痛を感じなかったとさえ言える。
ただし、軽い吐き気と息苦しさを2、3回覚えた。
*個人の感想です

ストマについて

①ストマ-人工肛門-の利点を一つ発見
手術直後の安静時に排便しなくて済む。あるいはストマパウチの中身を寝たまま処理してもらえる。

同室の方が手術を受けて戻ってきた。
夜、「排便したい」という看護師との会話が聞こえた。
術後しばらくは離床禁止なのでベッドでお尻の下に便器を入れて排泄することになる。

これに比べると患者の心理的な負担はかなり軽いのではないか。
また、処理する方のか負担も軽いと思うがいかがだろうか。

②病棟にもオストメイト用トイレ欲しい問題

投書しました!
前回、担当でパウチ管理訓練でもお世話になっているナースにも見せた。賛同得られたと思う。
設置してくれたら幸いである。
住所氏名を明記して、必ず検討結果知りたい、と書いておいた。

不眠症絶賛発症中?

生まれて初めて睡眠導入剤を服んだ。
確かに効く。服用後、30分程で眠れる。
但しレムとノンレムの1サイクル3時間ほどで目醒めてしまう。その後はもう眠れない。

2日連続だった。
前回4月の入院時も同様だったのでそれほど心配してないが、今回は血圧が高いという現象が出ている。たぶん関連してるのだろう。
平均すると170〜95くらいになっているのてはないか?
バイタルチェックの時、必ず血圧を複数回測るのがウザイ。

入院中に読んだ本

①スティーブン・キング 「コロラドキッド」
②京極夏彦 「書楼弔堂 霜夜」
③荒木飛呂彦 「ジョジョランズ 1〜5」
④徳弘正也 「もっこり半兵衛 1〜11」
⑤山田風太郎 「室町御伽草紙」
⑥浅田次郎 「天切り松闇がたり」

①と②は入院に備え購入

③と④は最新刊が出たので始めから再読
特にジョジョは遡らないと「コイツの能力何だったっけ?」になってしまう。

⑤これを読み始めた晩に「夜勃ち」でアイタタタになった。
げに恐ろしきシンクロ二ティである。

⑥コメントでお知り合いになった“ぶれこ”さんがこれに登場する荷風が好き、という同好の士であつた。
荷風が出てくるとこだけ読もうと思ったが最初から。再読は4回目かな?
こういう時にKindleとか便利である。
全5巻のうち、一巻目である。9日目で。

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