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瞼をとじて

時を巡ろう
次元を超えて
小さな蝋燭に火をともし

炎のゆらぎは 心を揺らす

瞼をとじて


甘い香りにさそわれる

懐かしい声
ふれあう指


瞼を閉じて

ことばをつなぐ


ドアの隙間から 光がさし

もう一度
素肌の君を 抱きしめたい
なにもまとわない君と僕


二人だけの炎の中で とけあった


忘れない

僕の目に 映りつづける
炎の君は
ゆらゆら ゆら 

すてきに ゆらぐ

僕だけの 君


20241020teo

蜜蝋のキャンドルを灯してみた

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