BanG Dream!の主人公は戸山香澄であり、愛美である
はじめに
『BanG Dream!』のアニメシリーズには、さまざまな主人公が登場する。
• 『BanG Dream! Ave Mujica』では豊川祥子
• 『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』では高松燈
• 3rd Seasonではロックがサブ主人公的な立ち位置
• 2nd Seasonではポピパを中心にしながらも、5バンドそれぞれが主役のように描かれた
• 『Episode of Roselia』ではRoseliaが主人公
このように、バンドリのシリーズは多様な視点で描かれ、それぞれのバンドが主人公となって進んでいる。
しかし、『BanG Dream!』というプロジェクト全体の主人公は、やはり戸山香澄であり、愛美である。
バンドリの物語は、戸山香澄が感じた「星の鼓動」から始まった
この「星の鼓動」こそが、『BanG Dream!』というプロジェクトの原点だった。
香澄の「キラキラドキドキしたい」という衝動が、Poppin’Partyを結成させ、そこからバンドリの世界は広がっていった。彼女の行動がなければ、RoseliaもAfterglowもPastel＊Palettesも、すべてのバンドの物語は生まれていなかった。
リアルバンドとしてのバンドリも、愛美の「ギターを弾く」という行動から始まった
バンドリの特徴は、「声優自身がリアルバンドを結成し、ライブをする」 というスタイルにある。
この前例のない挑戦を、最初に切り拓いたのが愛美だった。
前例もなく、ノウハウもない中で愛美、そしてポピパは練習しライブをし続けた。その努力があったからこそ、後にRoseliaやRAISE A SUILEN、MyGO!!!!!やAve Mujicaといったリアルバンドが生まれる道が開かれた。
この「誰もやったことのない挑戦を続けた存在」が、バンドリというプロジェクトの中心にいることは、疑いようがない。
新世代のバンドたちも、香澄（愛美）の想いを受け継いでいる
バンドリのリアルバンドには、バンドリーマーとして応援していた人が加わっている。つまり、香澄（愛美）の行動が、後輩たちにバンドをやりたいと思わせた。
それはキャラクターとしてもそうだし、声優としても同じ。新世代のメンバーは、バンドリを見て育ち、その世界の中に入ることで、新しいバンドリを形作っている。
香澄（愛美）が「バンドをやる」と言わなければ、この流れは生まれなかった。彼女の想いと行動が、新しいバンドリの未来を作っている。
「バンドリの未来は、戸山香澄（愛美）が作った」
バンドリはすでに、ポピパだけの物語ではなくなっている。MyGO!!!!!やAve Mujicaのような新しいバンドが誕生し、それぞれの物語が展開されている。
しかし、それらすべての物語は、「戸山香澄が始めたもの」 であり、リアルでも 「愛美が切り拓いた道の上にある」。
今のバンドリの世界は、香澄（愛美）の作った流れの上に進み、彼女の想いが後輩たちに受け継がれ、今も続いている。だからこそ、『BanG Dream!』というプロジェクトの主人公は、いつの時代も 戸山香澄であり、愛美である。