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ブレーキトラブル危機一髪

エロイカジャパン本番が一ヶ月後に迫った本日、エロイカジャパン本番に近いコースを設定し、Rossinで走ってみた。
走り始め、Rossinの踏み出しはmartellyよりも軽く、脚がくるくる回る。これは、いけるのでは? と期待。
しかしながら、最初の峠越えの途中で、荒れた路面で車体がバウンドした際に、前輪部分から聞いたことがない異音が発生した。
後続のライダーが居ないことを確認して急遽停止。前輪部分をチェックした。
最初、タイヤのバーストかと思ったが、タイヤの空気圧は正常。
だが、フロントブレーキの右ブレーキシューがナットが緩んでグラグラになっていた。

その場で応急処置。10mmのレンチを持っていて助かった

すぐさま応急処置。10mmのレンチを携行していたのは僥倖だった。旧車は、六角頭のボルトナットが少なくないから、8、9、10mmのレンチを携行しないと安心できない。

その後、どうするか考えたが、こういうときはトラブルが連続することがままあるので、退却することに。
走行距離は短かったが、先週martellyではダンシングで何とか登れた激坂を、Rossinではシッティングでスイスイ登れたことを確認できたので、よしとした。

満開の桜

帰路、ちょっと寄り道して花見。
初夏を思わせる暖かさで桜が満開だった。

桜を愛でた後、のんびり走って帰宅した。
本日は、メカトラブルで完全に戦意喪失。本番まで時間がないのに、こんなんじゃイカンよな…。

戦闘力が高いRossinだが、フレームとタイヤのクリアランスがギリギリ

帰宅してRossinの各部をチェック。
そして、ゾッとした。

ズレていたブレーキパッド

何と、リアブレーキの右ブレーキパッドが外れかかっていた。
先日、摩耗したブレーキパッドを交換したのだが、その際に、組付けを容易にするためシューとパッドとの間にシリコングリスを塗ったのがまずかったようだ。
徹底的に脱脂して、再組付け。
今度は、ブレーキパッドが簡単にズレないようにした。

いや〜、危なかった。
あのまま予定通りに走っていたら、今頃どうなっていたことやら。
嫌な予感がしたら、躊躇なく引き下がるってのは大事だね。

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