男児よ、ガチャガチャを回したその手で筆を握れ
依存性のあるものには迂闊に手を出すべからず、とつくづく思う。
特に現代の子供は、ゲームや動画など多岐に渡り簡単にハマる娯楽が大人によって用意されている。
うちの場合はガチャガチャである。
一回くらい可愛いものと、最初の一度をやらせてしまうが最後、ガチャガチャを見つけるたびに駆け寄っていく。
この世になんとガチャガチャの多いことか。その種類も台数も。
あるときの太郎は「見るだけ」という。そんな訳もなく、酷暑のなかのやる!やらない!の問答は面倒以外の何物でもない。
太郎は機器のミ