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「ハピラインふくい」に乗って、山中温泉に行ってみた

週一であげるつもりが、月一になりそうな、すでに怠惰なnote😓。

ローカル線を乗り継いでいく、スローな旅の提案として始めた「旅ノオト」。

今回は仕事を絡めて、名古屋からはちょっと遠い福井経由で加賀温泉、金沢まで行ってきました!

正直、仕事は取材1時間、あとは、ほとんどローカル電車に乗っていました。鉄子か!

でも、夏休み期間だったから、普段はあまり触れ合えない高校生がたくさん乗車していて、なんだか私まで青春時代にタイムスリップした気分に😆
その電車とは、名前もかわいい「ハピラインふくい」。3月16日に開通した北陸新幹線福井・敦賀開業で、敦賀から大聖寺までを第三セクターにより、運行されるようになったのだとか。

ピンクがイメージカラーのハピラインふくい

北陸新幹線開業とともに、名古屋から金沢への特急しらさぎが、敦賀までになってしまったこともあり、愛知からはちょっと行きにくい場所になってしまった加賀温泉。実際、加賀温泉への愛知からのお客さんは減少気味だそう🥲

確かに新幹線を利用しようとすると、新幹線を利用する意味がないほど、乗り換えが面倒です。
あ、だんだん愚痴っぽくなってしまったので、気分を青春時代に!

なぜ、青春かって? なんたって、地方のローカル電車は、恋のドキドキトレイン! 憧れの彼、彼女とのドラマが生まれやすい場ですよね。

え、昭和すぎる?

すみません、なんだか、私一人トキメキながら、ハピラインふくいに乗り換えの敦賀駅で購入した鯛寿司弁当を食べ、青春の1ページを思い出していました(花より団子派)😆

一人で食べるにはボリューミーでした! でも美味しかった!

加賀温泉での仕事を終え、あまりの暑さで汗だくになり、これは金沢に向かう前に一風呂浴びんとな、と、弾丸山中温泉へ。路線バスに揺られること、40分。自然豊かで、風情ある街並み! に癒されます。


Googleマップを逆に読み、彷徨ってしまいましたが、隠れ里のようで、マイナスイオンたっぷり浴びました!


一気に観光気分が盛り上がりました。能登半島地震の影響もあり、お客さんは夏休みだというのに、ちらほら。なんとか応援したいものです!

山中温泉の中心にある公衆浴場。

歴史も古い菊の湯。とってもいいお湯でした👌

烏の行水さながら、20分で済ませて、芭蕉の館へ。本当に芭蕉って東北、北陸回りまくってたんですね。それも、接待三昧〜。

ここで、芭蕉の句を味わいながら〜

やまなかや菊はたをらじゆのにほい
今日よりや書付消さん笠の露

私も一句
夏雲の沸き立つ猛暑に湯の香り

山中温泉最古の温泉建築の宿を改築し、芭蕉の資料館に。

芭蕉の館には、奥の細道に関連する資料、古俳書、滞在記録、歌仙資料など、芭蕉ファンにはたまらないお宝?がたくさん展示されていました。

一階には、山中漆器の人間国宝、川北良造さんの作品を展示。そのほか、若手の作家さんの作品もあり、日本庭園も美しく、良い時間を過ごせました。


山中温泉の街並み

バスの時間ギリギリまで、漆器店を周り、曲げわっぱのお弁当箱を購入!

木地の山中というらしく、曲げわっぱも美しい形です!


次回はこのお弁当箱を持って、ローカル線の旅へ!

ハピラインふくいと、山中温泉の旅、おすすめです!

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