真水について

皆様、賃上げ交渉における「真水」という概念をご存知でしょうか。これは単なる水ではなく、賃上げの本質的な部分を指す重要な用語です。


「真水」とは、定期昇給などの自動的な昇給分を除いた、純粋なベースアップ部分を意味します。言わば、労使交渉の結果として実現した実質的な賃上げ分といえるでしょう。


来年度の春季労使交渉(春闘)では、全体の賃上げ率が4.8%程度と予想される中、その内の3%が「真水」部分と見込まれています。この数字が、実質的な賃金上昇を表しているのです。


企業にとっては新たなコスト増となるこの「真水」部分は、交渉の焦点となります。皆様も、ご自身の給与における「真水」の部分に注目してみてはいかがでしょうか。


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