なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.50
さて、節目の50記事。
ある意味、自分がやったチームの改革です。
以前のチームでのこと、長くいるとそれが当たり前になってしまうのだと思いますが、自分のカテゴリからの変革でした。
当然、他のコーチや役員さんとも話した結果です。
まず、当番制。
練習の時も試合の時も当番制で必ず保護者の方というか、お母さんが練習に来ていました。
お父さん達は、お父さんコーチが多かったことと、土曜日にお仕事をされている方も多かったので、お母さんの役割になったのだと思います。
当番制をなくしてもらいました。
練習も試合も登板という概念はなくしてもらいました。
今までの慣例を全くなくすことも抵抗があると思ったので、挙手制にしてもらいました。
練習は顔を出せても、試合は会場までの引率や時間拘束が長くなるので、挙手せいにすることによって、当番を断るというネガティブなことがないようにしました。
練習だけの人もあって良いと思いますし、試合だけという人がいても良いと思います。
練習時の飲み物は自前なのですが、試合でお昼をまたぐ場合はお昼を準備してくれていました。コンビニのお弁当と飲み物。
例えば、試合が同日3試合などの場合、間に1試合もしくは2試合の他の試合が入るだけなので、最大で1時間の空き時間。
1試合目を終えて、話をして次の試合への準備を考えてとなると、その半分が空き時間のため、座って食べている時間は取れないので、おにぎり2個もあれば十分という話をして了解を得ました。
これも、他のコーチと話をして変えました。
例えば、コーチングスタッフが5人、監督と代表が来ると7人。
コンビニにお弁当と飲み物を買いに行くのも結構手間ですし、お弁当もそれなりのものだったので、一人500円としても3500円。
おにぎり2個で、当時200円に飲み物130円として330円で2310円
消費税はそれなりとしても、約1200円減額、これが低学年~高学年まで。
大会日程が、年間で全学年が40日とした場合、48000円の節約になるので、その分選手達に還元できるという考えもありました。
当時のチームは、クラブ費が2000/月だったので、2人分の年間クラブ費に相当する換算ですね。
その他、細かいこともやりましたが、大まかなところです。
指導者側(代表・監督・コーチ)などのチームスタッフの意識改革が、保護者の方の負担を軽減して、「選手が中心」でも保護者の方も気後れせずに参加してもらえるようになることで、必ず良い方向に進むと思います。