なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.55
選手の自立について前回は書きました。
自立を「する」「しない」が、そんなに影響する?と思われる方もいらっしゃると思います。
スポーツというと、カラダを使う、脳みそ筋肉という昭和なイメージがあるかもしれませんが、脳をフル回転させないとできないと思います。
昭和風にいうと脳みそ筋肉とか、成績二の次ですが、今はそうは捉えていません。
スポーツをやっていることで、頭の回転が速く、処理能力が高いと考えています。
ただ、それが学業の方で上手くいかないのは、集中するものやテクニカルなものがあると思います。
スポーツも勉強もコツやテクニックがあると思います。
頭で覚えるのか?体も頭も使って覚えるのか?の違いだと思います。
ちょっと脱線気味になりましたが、考える力を付けることが自立に繋がります。
全ての準備や送迎も保護者頼みの選手と、自分で準備して遅刻しないように出発する選手。
明らかに差が出てきます。
しかしながら、往復も自力できている選手でも???という選手がいるのも事実です。
ところが、そういう選手は、常にお母さんが家を出る時間から全てコントロールしている場合があります。見極めるのは、休みの連絡の時に理由を聞いても答えられない、迎えにきている母親と私の間を何往復もするという感じです。
自分の予定が把握できていないんです。
ですので、私の場合は小学1年生でも、自分の予定を把握させるところからはじめています。
チームとしては、休みの連絡は選手がすることを約束して入会をしてもらっていますが、自立の遅い選手や自立ができない選手は、保護者から連絡が来ます。
そこも、見極めるポイントにしています。