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なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.88

私がジュニアスポーツの指導をする上で大切にしていることは、技術的なものはもちろんですが、技術的は各学年毎に違いがありますので、カテゴリ関係なく変えていないのはルール、マナー、モラル、TPOなど、人として必要な最低限の所になります。
例えば、低学年の間は、グランドまで保護者の送迎がありますので、時間は保護者任せ。年齢によっては準備も保護者任せ。
上の学年になれば、自力でグランドまで往復はできますし、準備もできると思いますが、自分でできて判断することができるようになると、序列ができるようになる場合があります。

私は、社会人としての経験から会社組織の本当に偉い人、役員などになるかと思いますが、そういう方は一社員の目線までおりてきてくれると思っています。
実際に、お客さまの役員の方が、一兵卒の自分に対して仕事の上では厳しかったですが、仕事の話し以外ではとてもフランクにそして、人との接し方のお手本を見せていただきました。

これを読んでいるみなさんも、経験はありませんか?
社会的にも地位のある方(政治家や公務員の方は除きたいと思います)、の物腰の柔らかさ。逆に、マウントを取ったように自分の方が上という感じで、常に高圧的に見下ろすように接してくる方。

私は、誰に対しても目線を合わせられる、そんな人になってもらいたいと思っています。

スポーツの世界でも、引退してからの人生の方が長くなります。
その時に、どのような人格形成ができているか?その入り口になるジュニア年代での育成は重要になると思います。
出る杭を打つのでは無く、この選手はどういう選手かを見極めて、しっかりと人間形成をしていくことが指導者の役割と感じています。

パーフェクトな人はいませんが、自分さえ良ければといういわゆる自己チューではなく、優秀だからこそできることがたくさんあると思います。
そうすることで、選手としても人としても、さらに高みにいけるのだと思います。

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