なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.48
みなさん、試合などでの指導者の方の声かけ、保護者の方の声かけ、どう思っていますか?
ジュニアスポーツでは、必ず、指導者の方がいて保護者の方が観戦にきています。
ご自身の所属しているチームでは、当たり前の光景ですし、それが普通となってしまうので、他のチームの様子をご覧になってみてください。
いろいろな気付きができると思います。
声のかけ方一つで、選手である子どもたちのプレーの質が変わると思います。
例えばですが、試合中に「行けっ!」とか「打て」とかベンチからも観戦している保護者の方からも聞こえる時があると思います。
これは、指示?応援?どちらでしょうか?
私は、前者と考えています。
行動を起こすということは、判断を伴います。その判断を妨げてしまう声と感じています。
もし、後者と思った方は、その声が選手にどの様に捉えられているか?もし、可能でしたら、選手やお子さんに聞いてみてください。
私は、楽しく選手達がプレーすることを念頭に指導をしてきました。
もちろん専門性の高いトレーニングの時は、非常に細かく行いますが、理解度が進むにつれ選手の笑顔も増えていきます。
当然、声かけの質もレベルによって変わってきます。
でも、試合の時は、判断を選手に委ねています。
是非、周りの声に耳を傾けてみてください。
そこに、選手が笑顔になるヒントが隠れているかもしれません。