なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.53
前回、前々回と、試合中などの声掛けについて書きました。
このことに触れないわけには行かないと思い今回は、書きます。
以前のチームに関わらせて頂くことになり、初めて試合を観に行きました。
高学年の試合です。
まずびっくりしたのは、相手のチームもそれなりに強かったのですが、それ以上に”育成”ができていないとプレーを見て感じました。
高学年でもお団子サッカーでポジションも何も無い選手達。
で、ここからが声掛けの所になります。
監督とお父さんコーチ達がベンチにいたわけですが、お父さんコーチ達の声はほぼ聞こえず、監督の声が耳に残っています。
「何やってんだ!」「早く蹴れ!」「ボウッとしてんな!」「行け!」という感じでした。
選手達は、言われるままに、ある種ロボット。
上記、4つの言葉のリモコンがあってそれにあわせてチャンネルが切り替わっていました。
結果は、かろうじて失点は一桁台でしたが、勝てるわけがない。
そこからの葛藤でしたので、今では良い経験をさせてもらったと思っています。
でも、依然としてまだまだベンチからの声が上記の様な声や、罵声に近いようなことも耳にする時があります。
チーム改革、大変ですが、一緒に頑張って選手の育成を第一に頑張りましょう!