なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.73
今回は距離感の近い場合の実例です。
低学年だとほとんどの保護者の方は、荷物は全部持ってあげています。また、車で送迎している場合はカバンすら持ってきていません。
ボールと水筒だけ。車から降りて寒いと、お父さんがジャージを持ってきてあげます。これは子どもの依存が抜けません。また、親の過干渉です。
こういうことも。
試合のときに、自分の子どもがベンチにいると、ベンチ裏にきて飲み物ある?スポーツドリンク買ってきたからとか、○○ギア(ゼリー飲料)を買ってきたからと渡しにきます。ベンチにいるということは試合中ですし、子どものエリアです。
また、忘れ物が多い子も同様に距離感が近いんだと思います。
つまり、過干渉気味。
親が準備をしてあげているから、忘れてりることに気付かない。
帰りに忘れ物をするのも、自分の持ち物の確認が不十分か、忘れ物について保護者が助けてくれているので、当事者意識がない感じです。
ちなみに、水筒を良く忘れる子は3本以上別に水筒を持っていたりします。
そして、熱量と距離感の複合型。
練習中にやる気が無いプレーをしていると「やる気無いなら辞めろ!」と帰りの車の中で言い。でも自分のサッカーがあると一時期はチーム活動を休んででも連れて行って、一緒にボールを蹴ったりして自分がコーチになってしまう。チーム活動では、常に子どもに寄り添うように目の届くところにいて、気にしている。ちなみに、その選手は忘れ物は多く、練習での気付きなども同学年の選手よりも遅い感じでした。
どうでしょう。
もちろん熱量が高いことも、距離感が近いことも悪いことでは内と思いますし、否定はしません。
でも、そのままで良いのでしょうか?
次回は、そのような保護者の悲劇?というか、ショックを受けたお話しです。