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なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.60

私が担当しているのは、小学1,2年生のU8年代。
どこに行くにも保護者のタスケがまだ必要な場面が多く、保護者の方が基本的には送迎時に一緒に行動しています。
2年生になると、今まで、お母さんの自転車の後ろに乗っていた選手が自分で自転車を漕いでお母さんと一緒に来るようになります。
これも、観察していると、誰かが自転車で来始めると徐々に増えていきます。
過去に、練習や試合中に良く転ぶ選手がいました。
ある日、普段はお父さんの自転車に乗ってきていたのですが、突然自転車で一緒に来るようになりました。
お父さん曰く、転ぶのはバランスが悪いから=自転車で足腰も含めて鍛えよう。という考えだったそうです。
すると、徐々にその選手はプレー中に転ぶこともなくなり、それに感化されたその代の選手達は、それまでは車や自転車で送迎をしてもらっていたのですが、みんな自力で自転車を漕いでくるように切り替えていました。
子どもの自転車で30分位かかる距離の選手もです。
その代は、ここ最近のチームとしてはU12年代でブロックでは、ほぼ負けなしに育ちました。
何が作用したのか?自転車?自立?
でも、確実に言えるのは、選手が主体的になったことです。
自分で行動させること、この場合は自転車での往復ですが、それがいろいろは相乗効果を生んだのだと思います。

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