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なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.105

大人も子どもも、できる・できないは誰にでもあると思います。
大人の場合は、時間をかけて努力すれば何とかなる場合があります。
それは、今までの経験や考える力が備わっているから。

子どもの場合はどうでしょうか?
成長段階で、経験値も低い、一所懸命努力してもなかなかできないというのが一般的ではないでしょうか?

つまり、大人と子どもでは経験値も修得する時間も違うということになります。
年代にもよりますが、当然、子どもの方が時間がかかります。
大人なら簡単にできること、認識できることも子どもは時間がかかります。

当然子どもにも能力差がありますので、我が子よりも成長の早い子はいるとは思いますが、良くあるパターンとして、我が子と比較してしまう。

そこにエラーがあります。
子どもによって、成長の早さや能力の差はあります。もちろん体格差も。

例えば、今同じ学年の中で身体が大きく力が強い選手がいたとします。
でも、それが災いして、技術の習得をないがしろにしてしまったらどうでしょう?
コンタクトスポーツでは、良くあることですが、今のフィジカルが永遠に続くと思ってしまって、学年が上がるにつれて差がなくなり、技術が身についていない分、伸び悩んでしまうということが起きます。

足が速い、身体が大きいというのはその選手の能力ですが、その協議をするための能力ではありません。
その能力を生かして、どういう技術を身につけるか?
そこが重要です。

でも、街クラブや学校を主体としたチームではどうしても選手の能力としての技術ではなく身体能力でOKになってしまう場合が多いと思います。

そこにフォーカスしないと、能力がある選手が埋もれてしまう、年齢が上がるにつれて普通のもしくは、普通以下の選手になりかねません。

どんなスポーツでも、その競技の技術は必要。
フィジカルはある程度、後天的に鍛えることができます。
小さいうちから、その競技の技術を少しでも多く修得するように考えないとならないと思います。

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