なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.47
良く、保護者の方とお話しをしていると、「うちの子。○○なんですよね。」ということがあります。
指導者のみなさんはそんなとき同受け答えをしますか?
先日、サッカー経験のあるお父さんを持つ選手の三者面談をしている時に、お父さんの子どもを見てのもどかしさを訴えていました。
でも、すべてがネガティブな言葉。
自分は、アシスタントというか、オブザーバーというか、あくまでも同席という形でその場にいたのですが、「このお父さんには、取り繕うような話ではなく、理論立てた方が良い」と考え、お父さんの経験したポジションと、その選手の普段の見立てから、理論立てて話をしました。
理解をその場では示してもらえたので、すぐには変わらないかもしれませんが、徐々に考え方を変えてもらえたら良いなと思っています。
実は、保護者のレッテル貼り(言い方は良くないかも・・・)は、子どもである選手に対して、思考面や自主自立などに影響があると考えています。
子どもは自分と違う、子どもは自分の鏡ではない。
そんなことを真っ正面から伝えられるようになると、選手も伸び伸びとプレーができるようになると思います。