見出し画像

なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?㉖

日本のスポーツは、保護者の方の力がなければここまで左官にはなっていないかもしれないと考えています。
昭和の頃は、少年野球チームが町会に1チームくらいの割合で有ったかと思うくらい野球少年が多くいました。
今は、どうでしょう?
スポーツの環境がさまざまになり、プロのコーチのいるスクールなどが多くあります。
しかしながら、土日祝日などの休日のスポーツ活動は、保護者の方が指導者となり、サポートをするという環境がほとんどです。
では、本題として、保護者コーチがしてはいけないことがあると、前記事にて締めましたが、保護者だからできてしまうことということに置きかえることもできます。
一例です。
ほとんどのチームでは、自分のお子さんがいる学年やカテゴリでの担当コーチになると思います。
お父さんが指導者、子どもが選手のパターンです。
お父さんは経験者。普通に話すと温和で、人当たりの良い方で、指導の現場でも特に気になるところはありませんでした。
しかしながら、お子さんは「チームにいる時のお父さんは、怖いし、いつもと違うから嫌だ!」と言って、結局お子さんは、辞めてしまいました。
何が問題だったんでしょうか?
後に確認をすると、競技経験のあるお父さんコーチに多いパターンです。
自分の子どもなら少し厳しくしても良い。自分の子だったらもっとできるはず。
また、他のお父さんコーチや選手達も、チームではコーチと選手ではありますが、正直、親子ですよね。
なので、そこには介入できない状況で見守るしかなかったというところでしょうか。
あとで、そのお父さんは反省していました。
また、試合のときに、サッカーであれば、キーパーがいないから自分の子に
、交代のときには自分の子がいつも最初とか。
逆のパターンもあります。
コーチの子どもは、その競技経験においては、他の子どもよりも早い年齢から触れている場合があります。
その場合は、同学年の中でもできる選手に入っていると思います。
実際に見たのは、自分の子にさせたいと思われる練習を、やっていて、一部の選手はできても、ほとんどの選手がついて行けていない。
試合では、自分の子は絶対に交代しない。なぜなら、キープレーヤーだから。
これでは、伸びる選手がいても伸ばすことができなくなってしまいます。
お父さんコーチの気をつけなければならないところは、過小評価と過大評価。
フラットに全選手を見る目をどう養っていくのかが必要になると思います。
次回は、お母さんコーチの例をご紹介します。

いいなと思ったら応援しよう!