なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.79
指導者の深掘りの3弾です。
保護者コーチ・指導者の分け方として、
①競技経験有り、②競技経験無し
③他の競技経験有り、④他の競技経験無し
⑤社会経験有り、⑥社会経験無し
に分けられるとして、よく考えたら、②と④は同様ですね。
ということで今回は、②+⑤から書いていきます。
競技経験が当該競技及び他の競技でも無く、社会経験有りとなると、特にスポーツなどをやってこなかった方は、社会に出て会社員や自営業者などの社会経験のみに近くなるかと思います。
この場合、チームや担当のカテゴリに対しては、ケガなど不測の事態に備えていることが多いと思いますが、それではいるだけになってしまう場合が多いと思います。
私も、ジュニアの指導に本格的に関わる前に、ジュニアの地区(区内)のトレセンに担ぎ出されましたが、いるだけでした。
では、何ができるか?
客観的に観て担当コーチに選手の様子を伝えることや、仕事で得たスキルや経験をチームやカテゴリに反映することです。また、上手くいかなくて、集中力が続かない選手への、はげます声掛けです。
例えば、営業職で普段動いている方は、人を見ることやコミュニケーション能力が求められると思います。
そこで、言葉の使い方や、伝え方などコミュニケーションに関わるところをチームに落とし込むことができると思います。
マーケティングが強ければ、チームの状況から強みと弱みなどの分析ができますし、広報であればそれを応用して、チームの認知度を上げるなどもできると思います。
その方が持っているスキルがあれば、十分だと思います。
私の場合は、チームで何か印刷系のものを作る時に、場合によっては、少しだけアドバイスをしたりしています。
そして、②+④+⑥の場合、なかなかないパターンですが、
学生の方や学校を卒業したばかりの指導者に該当する場合があります。
場合があるというのは、学生や新卒の方、みんながみんな経験が無いと言うことではないです。
この場合は、とにかくサポートコーチとして、経験をその現場で積ませてあげてもらいたいと思います。
身体は、誰よりも動かせると思うので、子どもたちからすると「良いお兄さん」という感じです。
でも、ここで気をつけてもらいたいのは、なれ合いにならないということです。
親しき仲にも・・・というやつです。
指導者と選手の距離が近くなってしまうと、いろいろな弊害が出てきてしまいます。
その弊害とは?
次に続きます。