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なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.54

今回は、保護者と選手の距離感について考えたことを書きたいと思います。
今、指導している選手にも言えることですが、保護者が常に行動すればするほど、子どもの自主性や考える力がそうではない選手と比較して、全てにおいて遅いということです。
学年が低ければ、送迎は致し方ないのですが、例えば早く到着した時や練習後の時間に常に親が一緒に遊んであげている光景をみかけます。
その選手のキャラクターにもよりますが、親が手厚くサポートすればするほど、子どもの考える能力の遅延が感じられます。
また、上手くいかない時に思考停止になる。何でも指示待ちになる。当事者意識が薄いなどいろいろと見受けられます。
では、私が何をしてるかというと、今までの事例を挙げ、保護者の方との会話をします。
それでも改善されない場合があります。
そこは粘り強く話をすることと、子どもにも働きかけます。
とても時間がかかります。
何年か前に、営団地下鉄のつり下げ広告に「その線路、いつまで敷きますか?」というようなものがありました。
まさにその通り。
何をするにも、保護者の関わり方が子どもの成長に反映されます。
私の場合は、どれだけ早く子どもたちが自立・自律できるようにするか?を念頭に指導をしています。

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