なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?vol.62
サッカーに限らず、スポーツのコーチには一定の社会経験が必要と感じています。
それは、あらゆる知識を得るための一つの道筋です。
例えば、プロコーチの場合、そのスポーツのを極めて、その道のプロとしてコーチをしていると思いますが、その世界は非常に狭いものかもしれません。
中には、今まで知り合った元プロサッカー選手でも見識の広い知識の豊富な方はいらっしゃいました。
ただ、そういうトップクラスの方は当然のように然るべきポジションにいらっしゃいます。
では、なぜ社会経験が必要なのか?を考えると、会社に勤めているといろいろな方がいらっしゃいます。また、会社を経営されていても同じかと思います。
私の場合は、前職での営業職での経験。
例えば、社内でのとりまとめや、折衝。
客先とのコミュニケーション。
当然、営業でも売上などのお金のこともあります。
また、現職では、オールマイティーなところがあり、通常の会社組織では事務方と言われる人事・総務・経理・広報・マーケティング、物流部門、システム、営業、管理職とまあ、全てですね。
その中で、培ったものが今まさに生きていると思います。
私の中では、そのスポーツをやりたいという子どもに、そのスポーツの道で歩んできたコーチ教えて欲しいと思うと思います。これは当然です。
でも、ここで、技術レベルではなく知識レベルでそのスポーツに関してはそのコーチと同等、技術的に少し劣る、でもそれ以外の知識が豊富となった場合どうでしょうか?
正直、目の前にいる全員がプロの選手になることは非常に難しいと思います。
でも、0.1%でも可能性があればそれに全力であたるのが指導者です。
しかしながら、スポーツだけしか知らない大人になった時、その選手にとって不幸です。しっかりとした大人になれるかどうか?を考えなければならないと思います。
そのためには、いろいろな指導者がいて良いと思います。
その分、悩みはつきないとは思いますが、適材適所。
技術だけではなく、さまざまな知識がある大人が責任を持って、みんなで選手である子どもたちを育成することが重要だと考えています。