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第7回 私の東大受験(仮面浪人 春休み編)

仮面浪人体験記(直前期 2023.1〜2023.2)1月末に早稲田での最後の期末試験(線形代数)を終え、早稲田理工でやるべきことは全て終えた。そして約1ヶ月、自由に使える時間が与えられた。ここで本気で勉強しなかったら間違いなく一生後悔すると分かっていた。 英語はZ会の教材や過去問で練習していた。英語圏帰国子女だったのでここで落としてたまるかというプライドもあり、最低限やるべきことはやっていた。 数学は予備校が出している予想問題や模試の過去問で練習していた。過去問(27ヵ年

    • 第6回 私の東大受験(仮面浪人 秋学期 後編)

      仮面浪人体験記(秋学期 2022.12〜2023.1)この時期はおそらくほとんどの受験生は生活の大部分を受験勉強が占めていると思う。当時の私は、受験勉強の合間に早稲田の授業に行っている感覚だった。仮面浪人を始めた頃、早稲田での学習も疎かにしないと決めていたので、課題やテスト対策などやるべき事はやっていたが、頭の中は東大受験のことでいっぱいだった。仮面浪人するとき、受験勉強と大学の勉強、片方を言い訳にもう片方で手を抜くという事態を避けなければならないのかもしれない。どちらとも中

      • 第5回 私の東大受験(仮面浪人 秋学期 前編)

        仮面浪人体験記(秋学期 2022.10〜2022.12)この時期の葛藤 春学期は大学での成績はフル単でGPAも3以上で順調だった。しかし、自分の所属する学科で扱う学問は自分がやりたかったことではないのではないか、という思いが強まった。そして他の学科に所属する人々が羨ましくなった。それと同時に、東大に行きたいという思いがますます強まった。 だが当時の自分にとってこの状況はまずかった。何故なら、東大受験で仮に失敗しても次の年からも早稲田理工で楽しく過ごせるという精神的な安心が

        • 第4回 私の東大受験(仮面浪人 夏休み編)

          こんにちは、普通の理系大学生です。今回は仮面浪人の夏休みの頃の話を書いていきます。 仮面浪人体験記(夏休み 2022.8〜2022.9)8月上旬 東大模試 河合塾の東大オープンと駿台の東大実戦を受験。 結果は 英語 90前後 数学 50前後 国語 30-40 理科(OPと実戦で得点の差が大きく参考にならない) で合計点がオープンで220台(A判定)、実戦190台(A判定)だった。理科以外はこの時点でほぼ目標点に達していた。数学があと一歩という感想だった。物理と化学があまり

          第3回 私の東大受験(仮面浪人 春学期編)

          こんにちは、普通の理系大学生です。前回の続きで、今回は私の仮面浪人時代(春学期)について書いていきます。 (こんなの誰の参考になるかは知りませんが) 仮面浪人を始めるまで浪人か進学かで2週間ほど悩みまくり、親や先生と何度も相談した。ほとんどの大人が、ありきたりな理由で併願大学への進学を勧めてきた。おそらく学校の担任の先生(あの先生)だけが、浪人に肯定的な立場だった。私の気持ちを考えてのことだと思う。 3月末のある日の朝、私は早稲田理工への進学を決めた。自分の意思で。それか

          第3回 私の東大受験(仮面浪人 春学期編)

          第2回 私の東大受験(現役編)

          こんにちは、普通の理系大学生です。今回から、私の大学受験について書いていきます。長いので今回は現役までの振り返りとします。また、受験勉強の過程の振り返りなので、それ以外の中高時代の思い出は割愛しています。 東大を目指した理由 「なんとなく」である。子供の頃から、特に得意なものがなく、運動は大の苦手で、勉強も大して得意だったわけではなかった。友人も多くはなく、あまり中高時代を楽しめていない中、せめて大学受験では一番良いところに合格しようという意識が根底にあったのかもしれない

          第2回 私の東大受験(現役編)

          第1回 自己紹介

          こんにちは、普通の理系大学生です。本名は使いたくないが良い名前が思いつかなかったのでこれで行きます。 noteを始めた理由は、大したものではないですが、自分が日々思うことで、普段会う人とはなかなか共有する機会のないものを残したいというものです。完全に初心者なので、温かい目で見てくださると幸いです。 とりあえず自己紹介を書いてみます。書くこととしてはこれくらいでしょうか。 所属 東京大学教養学部理科二類(2年生) 出身 東京 生まれた年 2003年(計算が早い方はもう

          第1回 自己紹介