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日本語パートナーズ初日・インドネシアって暖かい国

 こんにちは!国際交流基金の日本語パートナーズというプログラムでインドネシアで約7ヶ月間、現地の日本語の先生のアシスタントとして活動します。
 日本語パートナーズとしての役割は、日本語ネイティブとして日本語教育に携わったり、日本文化を広めるだけでなく、インドネシア語やインドネシアの文化を学び、その魅力を発信することも役割の一つです。このnoteではインドネシアで感じたことを色々発信したいと思います!


インドネシアの高校に初めて登校

 2024/08/30、派遣先の高校に初めて行った。先生と一緒に学校に登校したのだが、学校に着くと門の前で先生が待っていてといってどこかに行ってしまった。約20分くらい車で待っていると、車の中から全校生徒約1500人が門の前に集まってくるのが見えた。きっと何か歓迎をしてくれるんだろうなと思いドキドキしていた。CPの先生によると、私を歓迎してくれるために、普段月曜日にやる朝礼を金曜日にしてくれたらしい。

 車から降りて、門に入ると本当に凄い歓声を受けた!!こんな大歓声を受けることは人生でもうないと思う(笑)。校長先生の挨拶の後に、私の挨拶の番。台に上がると、また凄い歓声!嬉しかったけど、なんだか照れくさい気持ちだった。
 インドネシア語でスピーチをしたが、一番盛り上がったところが Saya mau belajar bahasa Indonesia dan bahasa Jawa. 「インドネシア語とジャワ語を勉強したい」といったフレーズだった。インドネシアでは、地方語があって、私の派遣されている地域の人はインドネシア語とジャワ語を混ぜて話す。
 私が、インドネシア人が一生懸命に日本語を話す姿を見て嬉しいように、やっぱり現地の言葉や文化を吸収しようとしている姿勢は伝わるのだと思う。翻訳機がある時代で、何のために言語を学ぶのか外国語大学の学生として受験生や親から何度か聞かれたことがある。でも、心の部分って人に伝わるし、自分の口で外国語を話すって大事なことだと実感した。この時に、もっと頑張ってインドネシアとジャワ語を勉強しようと心に決めた。

全校生徒が迎えてくれた。私の横断幕まで作ってくれた!

 そして今日インドネシアって暖かい国だなと思ったのが、CP先生(現地の日本語の先生)が私にかけてくれた言葉!Keluarga besar 大きな家族 という言葉。困ったことがあったら何でも言っていいし、家族だから当たり前に助けるよと言ってくれた。新しい国に住むとき一番辛いのは、言葉が分からないなかで、孤独に感じることだと思う。誰も気に掛けてくれなかったり、自分の言いたいことが言えなかったりして、自分はここで馴染めていないんだな、一人だと思うというか,,,
 インドネシアに来てから、インドネシアの人は、困っている姿があったらすぐに声をかけてくれるし、他人を気に掛けるということが当たり前に根強いていると感じる。CP先生はインドネシア語が理解できたか度々確認してくれるし、もう何というか本当に優しい。
 校長先生と教頭先生たちとご飯を食べた時も、全く関係ない運転手さんもご飯に誘って、その人の分までご飯代を払う。日本だったら考えられない。

 日本語パートナーズとしてここに来られたことに感謝の気持ち。7ヶ月を無駄にしないように、とにかく楽しむ気持ちを忘れずに頑張ります。






 

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